2018-01-01から1年間の記事一覧
先日、漫画家のさくらももこさんが亡くなったとのニュースが流れました。さくらももこさんの代表作といえば、テレビで30年以上も放送されている自伝的作品「ちびまる子ちゃん」が真っ先に思い浮かびます。サザエさんの長谷川町子さん、クレヨンしんちゃん…
作品の前書きを読みますと、この作品を書くきっかけとなった出来事が書いてあります。ノートルダム大聖堂の薄暗い壁に、何か文字が刻んであるのを認めたユーゴーは、近寄って確かめてみますと、ギリシア語で「ΑΝΑΓΚΗ 」すなわち、宿命と書いてあった。中世に…
かち合い弾田原坂の古戦場で多数発見されるもので、至近距離で鉄砲を打ち合ったため、鉄砲の弾丸と弾丸が正面からぶつかり合って一緒にひしゃけたもの。田原坂の熾烈な戦いを象徴しています。前回、菊池寛「田原坂合戦」の記事を書きましたが、記事から外す…
今年の大河ドラマ 「西郷どん」。その主人公は明治維新の元勲西郷隆盛であるわけですが、その西郷の最後の戦いが西南戦争であり、 西南戦争で最も激戦だったのが田原坂の戦いでした。明治10年2月、鹿児島を出発した西郷軍1万4千は北上し、まず熊本城を…
ひぐらしは時と鳴けども恋しくにたわやめ我は定まらず泣く詠み人知らずひぐらしは夏の終わりに時を定めて盛んに鳴くけれどあなたが恋しくて弱い私は時を定めずいつも泣いてばかりいるひぐらしの鳴き声というのは独特の物悲しさがあります。夏が過ぎ去るのを…
台風21号被害映像まとめhttps://www.youtube.com/watch?v=qJ8OGBb23f0今回の台風21号は、関西地方に多大な損害を与え、日本列島を走り去っていきました。今回は特に、関西国際空港をはじめとする大阪湾の沿岸地域に被害が大きかったことから、大阪湾台風と名…
夏の日の黄金(こがね)に映える稲穂かなもぞまだまだ夏真っ盛りのような暑い日が続きますが、太陽の沈んだ朝夕の風は涼しく、稲穂も確実に黄金色に染まりつつあるのを見て、秋も間近に来ているんだなと感じます。さて今月は、巷の2歳児の行方不明事件にか…
蝉しぐれ次第に遠くなりにけりもぞ夏が終わってしまう前に、やはり8月は、先の戦争の記事を一つは書いておかねばならないと思い、記します。「命燃えて」 佐伯為雄燃ゆる火を抱きこのやきつく身体もて 日々 夜々 さまよふこの魂を燃やせこのからだをぶっつ…
今回の「ノートルダムの鐘」は非常に素晴らしかったです。一言で言いますと、賑やかで楽しいミュージカルでした。しかし、単に賑やかで楽しいだけでは、2時間30分の上演時間は間延びして、見るのに飽きてしまいます。前回数年前に観覧したキャッツがまさに…
レ・ミゼラブルの作者ヴィクトル・ユゴーの歴史的大作。全編1000ページにわたる、パリのノートルダム寺院を舞台とした、様々な人間の喜悲劇を繰り広げたものですが、外国の長編ものが苦手な自分が、なぜこの作品に挑んだのか。実は、現在横浜で公演され…
雨雲を ほろに踏みあだし鳴る神も 今日にまさりて恐けめやも県犬養三千代天の雲をばらばらに踏み蹴散らして鳴る雷神でも(帝に初めてお会いした)今日以上に恐れ多いことがありましょうか夏の終わりになって、暑さが地上に溜まってくると、夕立が降ることが…
最近、山口県で行方不明だった2歳の男の子が発見されたとのニュースがあり、そのニュースを見た人たちは、ほっと胸をなでおろしたことと思います。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34165580V10C18A8000000/https://mainichi.jp/articles/20180815/k00…
彦星と織女(たなばたつめ)と今夜(こよひ)逢はむ天(あま)の川門(かはと)に波立つなゆめ詠み人知らず彦星と織姫とが今夜逢おうとしている天の川の渡し場に波よ、立たないでくれ、決して今の季節は旧暦の七夕の時分にあたります。七夕とは、もともと中…
旧暦で言うとちょうど8月の今時分が七夕にあたるそうです。新暦ですと梅雨の最中であることも多く、織姫と彦星の出逢う確率も少なくなってしまいますが、旧暦ですと、夏の真っ盛りで、晴れることも多く、かなりの確率で、二人は出逢いを果たすことができる…
時は平成三十年八月夜。窓を閉め切ると外の世界の音はほとんど聞こえない。しかし、しばらくすると、かすかにポンポンと花火の上がる音がする。どこで花火を上げているのだろうと窓を開けると、途端にむわっと蒸した空気が室内に流れ込んでくる。辺りを見渡…
正岡子規は三十歳になる直前、結核菌が脊椎を冒す脊椎カリエスと診断され、以後床に伏す事が多くなり、やがて臀部や背中に穴が開き、膿が流れ出るようになり、数年後の明治32年夏頃には、ほぼ寝返りも打てない寝たきりの状態になりました。しかし、そのよ…
https://www.youtube.com/watch?v=j-sPWIryfOoこの夏、「未来のミライ」という細田監督作品の映画が公開され、話題になっています。 そのストーリーは4歳の男の子の前に、未来から中学生になった妹がやってきて、幼い4歳の兄と出会い、時を巡る不思議な体…
蝉しぐれ蜥蜴(とかげ)横切る夏の朝もぞ7月も終わろうとしています。というか、暑い夏が始まってかなり久しい感じがするので、まだ7月だったのかという印象です(@_@;)夏本番の8月はこれからだと思うと、それだけで汗がダラダラと流れてきます。もう夏は…
蝉時雨生命湧き立つ夏の朝もぞ今年の夏は暑いですね(-_-;)朝6時に30℃を突破し、夜22時になっても30℃を切らないということもザラにあります。日中外を歩いたりしていますと、汗がとめどもなく頭から流れてきて、眉毛のブロックがなければ、目に汗がな…
世界中を熱狂に巻き込んだロシアワールドカップも、フランスの優勝によりその幕を閉じました。そこで今回はワールドカップの総括の記事としまして、イケメン監督特集をお送りしたいと思います笑まず巷で人気の高いのはこちらの方 。モロッコの監督 エルベ・…
「ぼくが君の思い出になってあげよう」君はいつか ぼくから離れてひとりで 大人になってゆくのさほんの少し 淋しくても 君は 都会の中で ひとりで やってゆけるさ君が忘れた 砂ぼこりの風が吹く この街に ぼくはいる淋しかったら いつでも 帰っておいで ぼく…
今年は世の中で活躍した方々が大勢亡くなる年だなと感じます。星野仙一さん、朝丘雪路さん、高畑勲さん、西城秀樹さん、最近では桂歌丸師匠、加藤剛さん 。加藤剛さんはドラマ「関ヶ原」の記事を書いたばかりだったので、お亡くなりになったニュースは、ちょ…
先月から行われているワールドカップもいよいよ佳境に入ってきました。今回のワールドカップで自分が応援していたチームの戦績・ドイツ予選リーグで史上初の最下位敗退・セネガル日本といい試合をしたので、お互い予選突破できたらいいなと応援予選リーグ敗…
決勝リーグ1回戦で日本がベルギーから2点目をもぎ取った時、夜中にテレビを見ていた会社の人は思ったそうです。もぞさんは間違いなく完全に熟睡している。ひょっとしたら勝てるかもしれない笑しかし、その後、ベルギーの怒涛の反撃を受け、僅か20分足ら…
自分はいわゆる仮面ライダー世代ではありません。1980年前後のちょうどシリーズの間隙の世代です。というわけで、仮面ライダーは夏休みの再放送でちらほら見た程度で、毎週楽しみにしていたというわけではないんですよね。ですから仮面ライダー1号と2…
ポーランド戦の日、自分21時過ぎ帰宅したのですが、どうしても眠気に勝てず、まるで睡眠薬をかがされたかのようにコテンとそのまま寝てしまいました(笑)ランスがニャーニャーちょっかいをかけてきても全く起きませんでした(^_^;)そして自分は夢を見まし…
第2戦のセネガル戦は、試合開始が24時ということもあり、自分は夜遅くまで起きてるのがとても苦手で、その日は1日仕事で外に出ていて疲れていたこともあり、21時頃帰ってくるなり、シャワーを浴びてソファーに横になると、そのままぐっすり寝入ってしま…
ただいまロシアで、4年に一度のサッカーの祭典ワールドカップが行われていますが、そのグループリーグ初戦において、日本は南米の強敵のコロンビアを撃破し、世界中をあっと驚かせました。今まで日本は、と言うか、アジア勢は、南米のチームにワールドカッ…
ひょんなことで、岐阜から東京にトラックの荷台に乗ってやって来てしまった迷い猫ルドルフと、地元の野良猫イッパイアッテナが東京の下町で繰り広げる人(猫)生劇。この作品、ちょっと前に映画化されまして、簡単なあらすじと物語の雰囲気はこちらの予告編…
「Captain of the ship 」長渕剛じめじめと暗く腐った憂鬱な人生を俺は憎んでばかりいた叩かれても突っ伏したまんまただ頭をひしゃげて生きてきたえげつなさを引っかけられ横なぐりの雨が頬を突き刺したとき我慢ならねえたったひとつの俺の純情が激烈な情熱…