らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

【2月総括】

年度末の忙しさを詠む休み無くこのままずっと無理すれば割れて砕けて裂けて散るかももぞ (本歌)大海の磯もとどろに寄する波割れて砕けて裂けて散るかも源実朝 (参考記事)http://blogs.yahoo.co.jp/no1685j_s_bach/15458136.html 年度末もすぐそこまで迫…

「右大臣実朝」太宰治

これはなかなか凄い作品です。多くの太宰作品の中でも、傑作のひとつといってよいかもしれません。何が凄いか。主人公源実朝の生きざまということよりも何よりも、まずもって、この作品を描いた太宰治にただならぬ凄みを感じます。青空文庫にして400ページの…

【猫】2月22日は猫の日

皆さん、本日2月22日は何の日かご存知でしょうか。今日は猫の日なんだそうです1987年に制定されたこの猫の日、2月22日が選ばれた理由は、猫の鳴き声の「にゃん」「にゃん」「にゃん」と、日本語の「2」「2」「2」の語呂合わせにちなんだもので、全国の愛猫家…

「実朝」小林秀雄

小林秀雄原稿源実朝について何かひとつと問われれば、自分は、この小林秀雄の「実朝」を薦めます。小林秀雄というと、独特のクセのある文体で、それだけで嫌になってしまうところがありますが、この作品については、彼にしては読みやすい方です(笑)この作…

【猫】太ったトラ(猫?)

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170212-00000002-jnn-int 中国黒竜江省にあるトラの繁殖センターで飼われているシベリアトラたちが、今、話題になっています。きっかけは来園者が撮影してSNSに投稿した写真。まるまると太ったシベリアト…

【絵画】ゴッホとゴーギャン展 4 晩年の二人

「種まく人」ゴッホの青い絵。晩年の青を基調とした絵には、黄色の作品に見られるような光の高揚感は感じられない。感じるのは、フリーズしてしまった、動かなくなってしまった人間。やはり、この作品でイメージされるのは氷。氷に閉ざされてしまったもの。…

【百人一首】バレンタインデーにちなんで 藤原義孝 君がため 惜しからざりし

もうすぐバレンタインデーですね。そこで、それにちなんで、今回はひとつ恋の歌でも。君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかなあなたのためならば惜しくないと思っていた命ですが(こうしてあなたと結ばれた今では)長くありたいと思うよ…

【絵画】ゴッホとゴーギャン展 3 ゴッホ初期の作品

「古い教会の塔、農民の墓地」塔が崩れ落ち、廃墟となった教会。 その上空にはカラスが飛び回る。地表にはいくつもの朽ちかけた十字架の墓。題材だけ挙げると、非常に暗いものなのに、意外に不気味さを感じない。むしろ薄明かりの日の光りが差し込む明るさす…

【絵画】ゴッホとゴーギャン展 2 人物画

「パイプと麦わら帽子の自画像」ゴッホが生涯に描いた自画像は40点あまりに及ぶ。その中でも、この作品をネットで見た時は、フエルトペンで書いたような明るい飄々とした雰囲気を感じたが、実際の絵は意外に重い。明るい色合いではあるが、決して軽くない…

【絵画】ゴッホとゴーギャン展 1 風景画

昨年末、上野の東京都美術館で見て参りましたゴッホとゴーギャン展。以前、ゴッホの手紙の記事を書いた縁もありまして、非常に楽しみにしていました。実際、オリジナルの作品を目の前にして、思うところも多く、今回4回にわたって、この展覧会の記事を書い…