らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

【7月総括】

子供らのにぎやかな声なき通学路ああ夏休みかと思い至らむもぞ 字余り首都圏は梅雨が明け、一気に夏がやって来ました。そして7月も終わろうとしています。今月も仕事やら病院やらで忙しかったのですが、いつの間にか子供達は夏休みに入っていたようです(笑…

【字余りの歌】59 夏の風情

梅雨寒も夏待ちかねて蝉時雨7月ももう末になりつつありますのに、首都圏ではいまだ梅雨明け宣言がなされておらず、相変わらず雨や曇りの日が多くなっています。雨の日などは、肌寒さすら感じてしまうほどで、スーツの上着を着てちょうどいいくらいの感じで…

【クラシック音楽】ベートーベン交響曲第7番 宇野功芳指揮

前回、クラシック音楽評論家宇野功芳氏の記事を書きましたが、記事に掲載した画像が、タクトを振る指揮者の姿であることに違和感を覚えた方もいらっしゃるかもしれません。実を言いますと、宇野氏はもともとは合唱指揮者で、その片手間としてクラシック評論…

【クラシック音楽】宇野功芳氏を偲ぶ

先日、クラッシック音楽評論家宇野功芳氏が亡くなりました。 彼は自分のクラシック音楽の嗜好を形成するのに、少なからぬ影響を与えた人物で、今回は彼の話をしようと思います。宇野氏がその演奏の良し悪しを決めるのに、唯一指標としているのが、自らの直観…

【閑話休題】もぞ、健康診断で要精密検査の判定下される 後編

診断結果を見た瞬間、笑われるかもしれませんが、下手したら死ぬかもしれないと思いました。そして思いました。自分も命に限りある人間だったんだと(笑)そんなことは当たり前だとおっしゃるかもしれませんが、人間というのは、常にその状況に接していない…

【閑話休題】もぞ、健康診断で要精密検査の診断下される 前編

今まで、これといった大病もせず生きてきた自分ですが、先日、会社で行った健康診断の結果が戻ってきまして、いつものごとく「異常なし」だろうと、たかをくくっていましたら、今回の検査結果の意外な文言に目が吸い寄せられました。「要精密検査 食道炎の疑…

「三国志」後編 吉川英治

三国志の人物の中で誰になりたいかと問われれば、自分はやはり劉備を選びます。それは何故か。確かに、彼は流転の連続で辛苦を舐め続けた人生でしたけれども、関羽張飛という生涯離れる事のない義兄弟と生涯を歩み続けることが出来ましたし、そして何よりも…

「三国志」前編 吉川英治

今回は、吉川作品の中でも自分が最も愛読した「三国志」を取り上げます。 自分と三国志の付き合いは、小学生高学年くらいからですから、もうかなりのものになります。ちなみに漫画の横山光輝「三国志」は、この吉川英治の作品をベースにしたものです。 三国…

【閑話休題】フラワーアレンジメント「ケイトウ」

昨日の首都圏の日中、軽く30度を超え、梅雨であることも相まって、とても蒸し暑い日でしたが、夕方にわかに黒雲が空全体に広がったと思うと、雷が一閃。あっという間に、オフィスビルの50メートル先も見えないほどの土砂降りとなり、激しい雨が、ビルの窓に…

【6月総括】

梅雨がまだまだ続いていますね。6月のテーマは「雨」でしたが、いかがだったでしょうか。宮澤賢治、泉鏡花、八木重吉、信長公記、雨に唄えば、結構バリエーションに富んだ記事が書けたのではないかと喜んでおります。実を言いますと、6月は仕事が非常に忙…