らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

【プロレス】5 オペラ座の怪人 ザ・ブラックハーツ

このタイトルを見て、なんだ、またミュージカルの話かと思われたことかと思います。確かに「オペラ座の怪人」は、「キャッツ」同様、もしくはそれ以上に、世界的に有名なミュージカルです。自分も劇団四季の舞台で一度見たことがあります。が、自分的には「…

【中国詩】詩経「桃夭(とうよう)」

いつぞやの万葉集の記事で、春の代表的な花としては、まず以て、桃、梅、桜が挙げられるだろうという話をしました。このうち梅と桜は、我が国の万葉集及びその後の古今和歌集以降の歌集でも数多くの歌が詠まれていますが、桃については、それほどでもないよ…

「春雨」宮城道雄

宮城道雄といいますと、おそらくほとんどの方がご存じの、高名な盲目の作曲家・箏曲家であると思います。若い方で、その名がピンと来なくとも、新春に、その代表曲である「春の海」を、耳にされたことがあるのではないでしょうか。http://www.youtube.com/w…

「春」山村暮鳥

「春」のろいなのろいななのはなのはたけのなかをゆく汽車はひらひらひいらあとからその汽車追つかける蝶々(てふてふ) 皆さんは、山村暮鳥という詩人をご存知でしょうか。明治から大正にかけて活躍した人で、独特のリズムで、自然や季節の美しさを表現し…

【万葉集2013】7 白玉の  我が子古日は

白玉(しらたま)の 我が子古日(ふるひ)は明星(あかぼし)の 明くる朝(あした)はしきたへの 床(とこ)の辺(へ)去らず立てれども 居れども共に戯(たはぶ)れ夕星(ゆうつづ)の 夕(ゆうべ)になればいざ寝よと 手を携(たずさ)はり父母(ちちはは…

【映画】ヘルタースケルター

昨年劇場公開された時に、あの沢尻エリカさん主演で、巷でもかなり話題になった映画です。完璧な容姿で絶大な人気も持つ、ファッションモデルりりこ。だが、彼女は全身整形という重大な秘密を抱えていた。そして、りりこは、整形手術の後遺症や芸能界の過度…

【閑話休題】バレンタインデーの思い出 中学生高校生編

明日はホワイトデーですね。男性の皆さん、お返しの用意はされましたでしょうか。横浜のデパートの、ホワイトデー特設コーナーは、人でごった返しており、通勤電車の中のような混雑ぶりでした(*_*)男性はみんな義理堅いですね。しかし、ホワイトデーってバ…

【万葉集2013】6 移り行く時見るごとに

移り行く時見るごとに心痛く昔の人し思ほゆるかも大伴家持移り変わる季節を目にするたびに心が痛むほどなつかしい昔の人達のことが思い出されてならないこの世に生を受けた者は必ず死ぬ運命にあります。死んだらどうなるのか…いろいろなことが言われていま…

【万葉集2013】5 我が園に梅の花散る

我が園に梅の花散るひさかたの天より雪の流れ来るかも大伴旅人私の園に梅の花が散る天から雪が流れて来るのだろうか首都圏では、三寒四温どころか、もう、ずっと暖かい日が続いていて、たまに寒い日があるというような季節柄になってきました。春の花々も、…

【演劇】ミュージカル「キャッツ」観覧記 後編

(ニューヨークのキャッツシアター)さて、自分が鑑賞したブロードウェイの「キャッツ」ですが、実は前半と後半の休憩の幕間に、思いがけぬファンサービスが行われました。長老猫が舞台に残り、ミュージカルを見に来た子供たちにサインをしてくれたのです。…

【演劇】ミュージカル「キャッツ」観覧記 前編

自分はミュージカルが結構好きで、ミュージカルの舞台や映画など機会があれば、ちょくちょく見ることがあります。特に好きなミュージカルは、「ウエストサイドストーリー」「コーラスライン」「サウンドオブミュージック」といったところです。お気に入りの…

【2月総括】

光陰矢の如く、2月は、あっという間に過ぎ去りました。寒い日も依然あるものの、ここ1ヶ月でかなり暖かくなり、いわゆる三寒四温、確実に春は近づいてきているようです。自分の勤めるオフィスでも、鼻水が止まらない者、午後眠くてうつらうつらする者、し…