2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧
ただただ過ぎてゆくもの帆をかけた舟人の齢春夏秋冬明日から12月です。早いもので、今年もあと1ヶ月となりました。 枕草子、最後の記事は〇〇なもの。自分はなぜ枕草子に魅力を感じるのか。源氏物語は誰でも書けるというものではないが、枕草子は誰にでも…
枕草子はどのようにして世に生まれ出ずることになったのでしょうか。最後の段に、それが綴られています。322段この草子は、私の目に見え、心に思うことを、おそらく人の目には止まるまいと思って、退屈で、うら寂しい里に下がっている間に書き集めたもの…
月のいと明かきに川を渡れば牛のあゆむままに水晶などの割れたるやうに水の散りたるこそをかしけれ月のとても明るい夜、牛車で川を渡ると車輪が回るにまかせてまるで水晶が砕けるように水が飛び散るのはとても美しい 一番最初の記事で、清少納言は、絵画的…
清少納言 肖像(おそらく想像図(^_^;))男編続きです。清少納言は夫橘則光とはうまく噛み合わなかったものの、宮中では、なかなか人気があって、結構いろいろな男性にモテたようです。有名どころでは、藤原斉信、藤原行成という男性の名前が挙げられます。…
先日10月総括の記事で紹介したチャイコフスキー「四季」秋の歌。http://blogs.yahoo.co.jp/no1685j_s_bach/15292566.htmlその演奏をしたピアニストについて問い合わせがありましたので、今回は彼女のブログコンサートを催したいと思います。チャイコフスキー…
ご存知の方もおられると思いますが、清少納言は結婚していました。それでは相手はどういう男性だったかと言うと、当代きっての才女である清少納言相手ですから、さぞかし風流で才気煥発な人かと思いきや、実はそうではありませんでした。夫の名を橘則光とい…
犬や猫というのは、人間にとって長らくペットとして傍にいる動物で、昔から、犬猫のいろいろな物語があります。千年前の、この枕草子においても例外ではありませんで、犬と猫の話は色々な所で出てきます。枕草子で犬と猫の話と言うと、まず真っ先に浮かぶの…
日本三大随筆と言いますと、枕草子、方丈記、徒然草というわけですが、自分はこの中では枕草子を断然贔屓にしています。徒然草はちょっと説教くさい。 方丈記はどうしても虚無感漂い、元気がない。それに比べると、枕草子は屈託のない明るさがあります。そし…
近頃、プロレス人気が復調基調にあるとはいうものの、まだまだその人気は限定されたもののように感じます。長らくプロレスファンをしている自分としても、プロレスファンの裾野を広げるために、こうしてブログで記事を書いたり、会社で声をかけたりしている…
秋も深まってまいりました。秋といえばコスモスの花。「日本人は歳月をどう過ごしているのだろうか。地球と月との距離を研究しているのか、いやそうではない。ビスマルクの政策を研究しているのか、いやそうではない。彼らはただ一茎の草の芽を研究している…