らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

【8月総括】

今月は【青空文庫】あまり記事を書けませんでした。正確に言うと本自体は結構読んだのですが、記事までに結実することがなかなかできなくて(-.-;)来月は書きかけの記事などをまとめて5つくらいは掲載したいものです。【人物列伝】も「ノア」のみ。聖書の創…

【閑話休題】富士山もり

横浜は今日の日中思いのほか日差しが強く、外出していて結構バテました。というわけでお昼はつるつるっと食べられる蕎麦で済ませてしまいました。画像の蕎麦、富士山もり(ふじさんもり)っていうんです。うず高いでしょ(^_^;)バテても蕎麦だと結構食べれち…

【人物列伝】14 ノア 後編

続きです。ノアが方舟を完成させてまもなく大洪水がやって来ます。予め用意しておいた方舟に乗ったノアは洪水に押し流されることはありませんでしたが、他の人々は全て流されました。自分は子供の時、ノアは洪水が押し寄せる直前、どうして方舟に人々を乗せ…

【人物列伝】14 ノア 前編

今回取り上げる人物はノアです。聖書の創世記に出てくる人物で人類の始祖アダムから数えること10代。実在したか定かではなくおそらく伝説上の人物。自分はキリスト教に興味ないからとか架空の人物の人生は…とおっしゃられるかもしれません。しかし聖書とい…

【閑話休題】「ふうすけ」番外編 野良犬退治の巻

あれは二代目ふうすけが来て何年か経ったある夏の日のこと、自分が高校生、弟が中学生だったと思います。母が、勝手口に野良犬がいるから追っ払ってくれと言ってきました。台所の小窓からのぞくといました。ふうすけくらいの大きさの野良犬が、裏庭の勝手口…

【映画】大巨獣ガッパ

当時のゴジラ、モスラなどの怪獣映画ブームに目をつけ、 では我が社もと日活が昭和42年に制作した怪獣映画。オープニング、外洋を航行する船の甲板でコーラを飲みながら 日光浴する水着姿の山本陽子さん(当時25歳)が眩しい(^_^;) そしてオープニングの…

【字余りのうた】29 明けの月

「夜明け前の星空を見て詠む」オリオンも寝そべり眺む明けの月あれ?オリオン座って冬の星座じゃないのと思う方もいらっしゃるかもしれません。実は夏でも見えるんです。今なら朝4時頃、南東の方向に地平から少し上がったところに見ることができます。冬に…

【閑話休題】「ふうすけ」エピローグ

それからほどなく弟が結婚して長女が産まれたりで、にわかに実家は慌ただしくなり新しい犬を飼うどころではなくなった。 ところが数年が経ち、母から「また犬飼ったよ」というメールが来た。なんでも弟に次女が誕生し、その子ばかり大人がかまうので、長女の…

【字余りのうた】28 秋雨

「八月の秋のような雨を散策して詠む」夏惜しむ蝉時雨(せみしぐれ)なく骸(むくろ)なくあるのは雨の音ばかりなり本来夏の盛りに降る雨であれば、場がとても賑やかなはずなんです。木々や草むらなどにも生(せい)の気が満ちているといいますか。しかし今…

【閑話休題】「ふうすけ」後編

続きです。前編でふうすけの取った選択。当時は寒がりな犬だなくらいにしか思わなかったけれども、今になって考えてみると二人の主人のメンツを保ち、争いを打ち止めしたのだから、大岡越前も思わずにやりの素晴らしい裁きだったと思います(^_^;)時は経ち、…

【閑話休題】「ふうすけ」前編

ブログで交流のある皆さんは猫をかわいがっていらっしゃる方が非常に多い。しかし自分は今まで犬しか飼ったことがない。実家ではかれこれミニチュアダックスフントを3代に渡って飼っている。今日は我が家のペットの話を少ししようと思う。初めて雄のダック…

【万葉集2011】15 このころの我が恋力

今回感じ入った歌はこのころの我が恋力記し集め功に申さば五位の冠(かがふり)詠み人知らず最近の私のモテぐあいを統計して功績として申請したら五位の冠ものだな万葉時代の人々は実生活と歌の題材が直結していて、歌を読んでいてほのぼのとするんですよね…

「烏(からす)の北斗七星」佐々木八郎さんの手記 宮澤賢治

「きけ わだつみのこえ」にその手記を収録されている佐々木八郎さんは、東京大学経済学部の学生で昭和18年暮れ出征されました。佐々木さんは「愛と戦と死」と題して、宮澤賢治の「烏の北斗七星」について感想を書いておられます。佐々木さん曰わく、宮澤賢…

「烏(からす)の北斗七星」宮澤賢治

宮澤賢治の小説には鳥が主人公のものがいくつかあります。今回紹介する「烏の北斗七星」もそのひとつです。賢治は「注文の多い料理店 序」において物語は自分が考えたのではなく、自然を見て感じ、自然からもらったものだと記しています。彼は何十羽もの烏が…

「きけ わだつみのこえ」日本戦没学生の手記

本日8月15日は66回目の終戦記念日。最近原爆忌やら終戦記念日が惰性で、年中行事化してしまっている風潮があります。それに抗して日にちをずらして記事を書こうとも思いましたが、やはり本日は戦没された方全員の御霊を鎮魂できる唯一の日であると思い…

【閑話休題】ロシア民謡「一週間」

先週はお盆直前ということで非常に忙しく慌ただしい1週間でした。正直バテました(-.-;)どんな1週間だったか、皆さんもよくご存知のロシア民謡「一週間」で例えると日曜日はだらだら過ごし何の準備もしなかったテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテ…

【万葉集2011】14 我のみや夜舟は漕ぐと

今回感じ入った歌は我のみや夜舟は漕ぐと思へれば沖辺(おきへ)の方に梶の音すなり遣新羅使人我々だけが夜船を漕いでいると思っていたら沖の方でも(同じように)梶を漕ぐ音がするパッとこの短歌を一読して感じたのは、情景中の静寂がリアルに感じられる歌…

【テレビ番組】東映版スパイダーマン

「スパイダーマン」というと、トビー・マグワイア主演のハリウッド映画を想像する人がほとんどだと思います。大ヒットシリーズで、現在パート4を制作中とのことですが、CGを駆使したスパイダーアクションなど確かに迫力があります。自分も全シリーズを見…

【字余りのうた】27 猛暑

「熱帯夜の明けた朝のひまわりを見て詠む」向日葵も朝からへたる猛暑(もうしょ)かな8月に入る頃まで涼しかったのですが、今年もやはりやって来ました、暑い夏(-.-;)ここ1週間ほど連続して熱帯夜でしたが、昨日は日中の気温が35℃付近と暑かったせいか…

【旅】長崎原爆の旅

今日は長崎原爆忌。広島に比べるとどうしても印象的に一歩譲る感じですが、その悲劇は広島をも上回るものがあります。この日、実は原爆投下第一目標は福岡県小倉(今の北九州市)でした。しかし当日小倉は曇天で視界が悪く、何度か投下を試みますが、果たせ…

【映画】はだしのゲン

今年8月6日は66回目の広島原爆忌でした。自分が原爆というものを初めて知ったのはこの映画です。 「はだしのゲン」(1976年)製作・監督 山田典吾出演父 三國連太郎母 左幸子ゲン 佐藤健太弟 進次 石松宏和他 映画公開から何年も経ってから、小学校…

【絵画】ダヴィンチ幻の作品発見?

先日次のニュースが目に止まりました。「イタリア・ルネサンスの巨匠レオナルド・ダ・ビンチがキリストを描いた油絵が米国内で見つかり、ロンドンのナショナル・ギャラリーで展示されることになった。この油絵は1500年ごろの作品「サルバトール・ムンデ…

【テレビ番組】スーパー戦隊シリーズ

今年の夏の公開映画でスーパー戦隊大集合と称して今までの戦隊ヒーロー199人が集合するというのがあるらしいんです。ちょっと数が多すぎるような気もしますけれども(^_^;)戦隊ものも仮面ライダーに負けず劣らず、36年34作品続く息の長いシリーズ。基…

【テレビ番組】仮面ライダーシリーズ

これはNHKのBSで放送されたスペシャル「とことん!石森章太郎」を録画したものです。今年で仮面ライダーシリーズは40周年を迎えるそうです。単純に計算しても現在50歳くらいの人から見ていたことになります。自分もど真ん中の世代です。基本的に後…