らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

【演劇】宝塚歌劇団版「ルパン三世」

普段、何か記事になるようなものはないかと色々物色していると、思ってもみなかったものに遭遇することがあります。それを見た瞬間、ビビビと電気が走り、これは一体何なんだと、思わず夢中になってその正体を確かめようとしてしまう。そして、今回、そのよ…

【映画】二郎は鮨の夢を見る

シンプルを極めるとピュアになる。外国のシェフが日本の鮨を絶賛するのは、そのシンプルさにあると思います。西洋の料理は加えることで、味に深みを増してゆく。日本の料理は余計なものを取り除いてゆくことで、味に深みを増してゆく。西洋文化に生きてきた…

【映画(アニメラマ)】クレオパトラ

この作品もだらだらと過ごした年末に(^_^;)、鑑賞したもののひとつです。虫プロダクション制作の日本のSFアニメ映画。1970年公開。原案・構成・監督 手塚治虫http://tezukaosamu.net/jp/anime/8.html1970年といえば、手塚治虫率いる虫プロの、もっとも忙し…

「雨の日には雨の中を」相田みつを

気高くそびえている聖人や偉人の言葉は、確かに素晴らしいと思います。しかし、悪い意味で、近寄りがたい気高さもあります。 それにくらべると、あいだみつをさんの書は、身近にいるおじさんが、親しみをこめて励ましてくれるような暖かみがあります。まず…

コラム「恋愛計算式「ワタシ+」」南美希子

今日はバレンタインデーですね。いつも艶っぽさに欠ける当ブログですが、今回は少しその系統の本の紹介でも。年末、原始猿人のテレビやら、鮫が竜巻に乗って人に襲いかかる映画やら、リラックスモード全開の生活を送っておりましたが、実を言いますと、それ…

「石を愛でる人」小池昌代

今、私立大入試の真っ最中で、受験生の方々もさぞかし大変かと思います。しかし、春はすぐそこまで来ていますので、どうか最後の最後頑張ってください。 さて、今年もチャレンジしました、先月実施されましたセンター試験国語の小説文の問題。ここのところ…

「雪の夜の話」太宰治

先週、横浜にも雪が降りました。そこで雪を題名にもつ作品を何か読んでみようと思い、目に留まったのが、この太宰治の小説。へえー、太宰治、こんな作品も書いていたんだと、読み始めると、何かちょっと文体の口調に妙な違和感があります。なんといいますか…

「こぞうさんのおきょう」新美南吉

スタジオジブリに「となりのトトロ」という作品があります。制作されて、すでに30年近くが経とうとしていますが、テレビで放映するたびに高視聴率を記録し、いまだ高い人気を保っています。どういうストーリーかといいますと、一見たわいないといいますか、…

【映画】シャークネード

青空に黄色いハンカチをはためかせるような記事を書きたい。 と言った直後に、このような記事を掲載するのも、かなり気が引けるのですが(^_^;)だらだら過ごした年末、見てみたのが、この映画。「シャークネード」という作品です。 http://eiga.com/movie/80…