らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

海野十三

「三角形の恐怖」海野十三

△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△冒頭の三角形の列をよくご覧になりましたか。三角形の数を数えるくらいじっくり見ていただいたら、どうぞこの記事をお読みください(^_^;)久々の日本のSF小説のパイオニア海野十三の作品「三角形の恐怖」。ジャンルは、オカ…

「三十年後の東京」海野十三

昭和22年に冷凍カプセルに入った少年が、30年後の昭和52年に目覚めて、その世界をかいま見るという物語。昭和52年というと、自分は既に生まれていて、それなりに物心もついていました。母親(親バカ)に言わせると、小さい頃は、那智黒のような黒い…

「透明猫」海野十三

時は昭和二十年代半ば。主人公の青二くんは、親思いの、とても気だてのよい少年です。年の頃、中学入る前後くらいでしょうか。ある日の夜、少年は、夜勤の父のためにお弁当を届けに行き、その帰りに不思議な猫を見つけます。目玉だけが光って、体の部分が透…

「空気男」海野十三

「空気男」という題名から、職場などで目立たない男の話かと思いきや、さすがにそれは違いました。いわゆる透明人間の話です。ちゃんとした博士が、それを発明しているのですが、その動機が問題です。普通は、世界平和のためとか、人間全体の幸福のためとか…

海野十三のSF作品を読むにあたり

青空文庫には、純文学の他に、SF小説やミステリー小説の類もたくさん掲載されています。自分の好みが、少々、純文学に偏っているので、なかなかブログに紹介できないんですけども。というわけで、たまには青空文庫収録のSF小説を読んでみようと思い立ち…