2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧
これが今年最終の記事になります。今年最後に最も感じ入った歌は新しき年の初めに思ふどちい群れて居れば嬉しくもあるか道祖王新しい年の初めに気の合った仲間たちで集まっていると嬉しいことだよこの歌に多くの言葉は不要でしょう。古今貴賤を問わず、思う…
皆さん、年末いかがお過ごしでしょうか(^^)自分は昨日から会社が休みになり、休みの初日はふとんに蓑虫のようにくるまって日柄過ごしておりました。昼間ふとんにくるまって過ごすって気持ちいいですね~(^_^;)しかし、いつまでもそうしているわけにもいかず…
最終回のテーマは「ほんとうの幸い」。今回はもう1人ゲストが来ていて、その人がほとんど話をしていましたが、この人は本当に必要だったのかなあ。せっかくのパルバースさんが、ただの置物になっていました。ゲストが複数人いるならば、それぞれの意見を照…
けっさんさんの自作小説の課題は12月締切のものはありません。しかしそれでは寂しいので一編書いてみました。先月の自作小説でいただいた投稿の中で、もっと登場人物の具体的な人物像や関係といったものを、ふくらまして欲しいという趣旨のものがありまし…
今日はクリスマスですね。昨日はコミカルなクリスマスの記事をお届けしましたので、今日はちょっと真面目な、クリスマスにふさわしい内容のものをお届けしようと思います。今回最も感じ入った歌は筑波嶺(つくはね)のをてもこのもに守部(もりへ)据(す)…
皆様にHappy & Merry Christmas!です(^^) 今日はクリスマスらしい?話でお楽しみください。その1「破戒僧」子供の頃、父の実家で住職をしている伯父が、楽しそうに言った。「もぞくん、メリークリスマス!」寺の本堂には、それはそれは立派なクリスマスツリ…
今回のテーマは「みんなつながっている」というものでした。冒頭、パルバースさんが「私はあなたであり、あなたは私であり、全ての人はつながっている。のみならず、山や光、動物や昆虫など自然に存在するもの全てともつながっている」という賢治の意識につ…
今回最も感じ入った歌は衣手(ころもで)に水渋(みしぶ)付くまで植ゑし田を引板(ひきた)我が延(は)へ守れる苦し或者袖に水垢がつくほど苦労して植えた田んぼなのになあ鳴子をつけた縄を巡らせて見張りをするのはつらいものだ自分が子供の頃は母親から…
静寂な夜明け前の散策にて詠むしんとした青き夜空に青い雲またたく星に猫の目の月ブログの知り合いの方には、素晴らしい自由詩を書かれる方が何人もいらっしゃいます。自分は自由詩はあまり作れないのですが、その方々に刺激を受けて、自由詩っぽい定型詩を…
昨日、以前所属していた課の有志で忘年会がありました。メンバーは20代から40代までの男のみ!まあ男だらけの忘年会というところです(^_^;)こういうメンツが揃った時にする話といえば、「どうしたらモテるか?」これに尽きます(^_^;)メンツの中に、40…
第二回冒頭「銀河鉄道の夜」のストーリー紹介で、ジョバンニとカムパネルラがどこまでも一緒に行こうと誓い合った直後、カムパネルラの姿が消えてしまうシーンのアニメーションの作りは、非常に良かったと思います。そのシーンのBGMは宮澤賢治が作曲した…
今回最も感じ入った歌は田子の浦ゆうち出でて見ればま白にそ富士の高嶺に雪は降りける山部赤人田子(たご)の浦を通り眺めのよいところに出て望み見ると真っ白に富士の高嶺に雪が降り積もっている11月末あたりからずっと曇り続きで、首都圏から富士を拝む…
「皆既月蝕の月をみて詠む」月蝕の欠けたと思はばすぐ満ちて白き月明かり窓に差し込む昨日は11年ぶりに全国で皆既月蝕が見られたそうで、首都圏は天気に恵まれ、きれいに拝むことができました。夜10時過ぎ、ほぼ真上の天頂に月が差しかかった時、次第に…
年末が近づいてきましたね。年末のテレビ番組といえば、紅白歌合戦、レコード大賞などですが、近年レコード大賞などは事務所間のしがらみや選考方法の不透明感から、視聴率などはあまり芳しくないようです。しかし自分はその中で、日本有線大賞だけはなんと…
見終わった感想は、う~~ん、そうですね。宮澤賢治及び「銀河鉄道の夜」の事について今回がほぼ初めてという方には、分かりやすい構成で良かったと思います。ただし既にそれなりの知識があって、作品も読んでいらっしゃる方には、やや掘り下げ不足に感じた…
1980年東映監督 舛田利雄仲代達矢(乃木希典)あおい輝彦(小賀武志)夏目雅子(松尾佐知)丹波哲郎(児玉源太郎)森繁久彌(伊藤博文)三船敏郎(明治天皇)企画協力 瀬島龍三戦争映画というと、反戦的か好戦的かのどちらかの主張が色濃く出されるものがほとんどで…
今年の大河ドラマも終了し、年末の「坂の上の雲」が始まりました。それに伴い、昨年までの放送分も再放送されましたが、その中で主人公秋山真之の海軍兵学校時代からの親友広瀬武夫の戦死シーンなどが含まれておりました。当ドラマをご覧の方は周知かもしれ…
明後日12月7日水曜日からNHK 教育テレビで「100分de名著 銀河鉄道の夜 宮澤賢治」が放送されます。毎週水曜日全4回で第1回12/7第2回12/14第3回12/21第4回12/28 時間は22時から22時25分までです。解説はロジャー・パ…
11月の【青空文庫】の読書は堀辰雄「燃ゆる頬」夏目漱石「夢十夜」堀口九万一「東西ほくろ考」中島敦「牛人」伊藤左千夫「野菊の墓」の5作品でした。様々な作家の様々な作品を読むことができて、とても満足しています。中でも「夢十夜」は夏目漱石の意外…
拙い自作作品を読んでいただいて、皆様ありがとうございます。この作品の最初の構想では、「僕」は彼女の死を知って嘆き悲しみ、時が経ち、幻のように消え去ってしまった彼女を追憶するという内容にして、1記事にまとめようと考えていました。しかし「僕」…
東京に帰った僕は、彼女のことが気になりながらも、来るべき大学の試験に向けての準備に明け暮れていた。そんな時、実家から小包が届いた。その中にはいつも通りの食料品などの他に、遅れて届いた年賀状なども入っていた。なにげなく一枚一枚めくって見てい…
しばらく二人は、みぞれ雨の降る中、静けさの中の、春の梅園を散策していたが、おもむろに僕が沈黙を破った。「…そろそろお昼でも食べようか」彼女は黙ってうなずいた。園内にあるレストランに入って、温かい食べ物と飲み物を口にすると、彼女は幾分快活にな…