らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

【テレビ番組】仮面ライダー初代シリーズ










自分はいわゆる仮面ライダー世代ではありません。
1980年前後のちょうどシリーズの間隙の世代です。
というわけで、仮面ライダーは夏休みの再放送でちらほら見た程度で、
毎週楽しみにしていたというわけではないんですよね。
ですから仮面ライダー1号と2号の違いもいまひとつよくわからない(^_^;)







しかし、YouTubeにて東映チャンネルというものがありまして、
そこで今、仮面ライダーシリーズが週に2話ずつ更新されていて、見ることができるのです。

直近で自分が見たのは仮面ライダー2号のストーリー。

まず見て思ったのが、意外と凝った演出。
大阪のロケで大阪城の石垣の上で戦ったり、
その次の回は伊豆の海を舞台としたロケ。
そして、その次の回は北海道ロケということで、意外とお金をかけています。

そして出演陣の豪華さ。
レギュラーになんと山本リンダさんと島田陽子さん(@_@;)
21話で、山本リンダさんは敵を監視するために、ちり紙交換屋に扮しているシーンがあるのですが、
「毎度おなじみのちり紙交換でございます。」
のセリフがとても色っぽくて笑えます。
この時、リンダさん20歳。
今時こんな色っぽい20歳いないですね。
今は30歳でも子どもっぽいですから。

島田陽子さんは山本リンダさんのサブのような役回りで、ちょっと地味ですが、
動のリンダさんに対し静の島田陽子さんという感じで、美しいですね(^^)
この時なんと18歳。





仮面ライダーシリーズの島田陽子さんと山本リンダさん



そして何よりもおやっさんが若い(笑)
この時おやっさん40歳。
自分とほぼ同世代です(^_^;)

自分が仮面ライダーに出演するとおやっさんになってしまうのか(-_-;)
子供の頃、おやっさんを見た時は、ただの中年のおじさんに見えましたが、
今見るとかっこよくて、おしゃれなんですよね。









さて、仮面ライダー2号の一文字隼人こと佐々木剛さんは、
1号の藤岡弘さんが骨折して出演できなくなったため、
急遽2号ライダーとして出演することになったのは、あまりにも有名な話です。
しかしこの藤岡弘さんのアクシデントが、
後世幾多ものライターを生み出すきっかけとなったのであれば、
非常に感慨深いものがあります。








自分的には、一文字隼人好きですね。
まず名前がかっこいいじゃないですか。ちょっとニヒルでキザな感じで。
劇中の服も、とてもおしゃれです。
何か帽子をかぶってるシーンが多いそうで、今回もそうなんですが 、
実は主演のプレッシャーによるストレスから円形脱毛症になってしまい、
それをカモフラージュするために、帽子をかぶったり、ヘルメットをかぶっているシーンが多いそうです。
人知れず苦労があったんですね(^_^;)

そして、メインの怪人との対決。
22話のピラニアンはなかなかの強敵で、お互い揉み合って決着をつけられません。
ラニアンに力負けして、岩場に叩き落とされ、
地面にうつ伏してピクリとも動かない仮面ライダー
仮面ライダーが死んだと思って近づいてきたピラニアン。
そこをいきなりピラニアンに急所蹴り(笑)
股間を蹴られ、ひるんだところを必殺技ライダーキックで一気に爆殺。

怪人も人間を改造したものなので、急所の弱点は残っていたのでしょうか(^_^;)

仮面ライダーの戦い方と言うと、
徹頭徹尾正々堂々と対峙して、最後はきっちり必殺技で決めると頭から信じていましたから、
この結末は意外でした。

死んだふり→急所攻撃→必殺技の流れは、
先のワールドカップ ポーランド戦の日本の戦いが清々しく見えるほどです(笑)
今まで怪人相手に正々堂々と楽勝な戦いを続けてきたと思っていましたが、
仮面ライダー、意外と苦労してたんだなと(^_^;)


さて、自分が見た21話と22話。
おそらく見られるのは今週の金曜日まで。

今見ても50年前の作品とは思えない楽しさがあります。
子供の時は、仮面ライダーと怪人の戦いばっかりに夢中で、
おやっさんやその他の人は足手まといの邪魔な存在にすぎませんでしたが、
今となっては、ルーティングな仮面ライダーと怪人の戦いよりも、
おやっさん仮面ライダーの周辺の人たちの動きが面白く、
山本リンダさんや島田陽子さんの水着姿などにとても興味がひきつけられます笑

50年続くシリーズの第一作目の力でしょうか。
今でも見るに耐え得る作品となっています。
興味のある方はぜひご覧になってみてください。