短歌俳句
もふもふは自らもふもふ有りしとももふもふ求むさらにもふもふ もぞ もふもふな生き物は 自らもふもふを持っていたとしても もふもふを求めるものだ さらなるもふもふを 秋も急に深まってまいりました。 もうタオルケットでは寒いので、 冬のとっておきのも…
千数百年前の奈良時代に作られた万葉集の歌の数々には、 現代の我々が忘れてしまった感性や思いが数多く綴られています。 今回紹介するのはこちらの歌です。 筑波嶺(つくはね)のをてもこのもに守部(もりへ)据(す)ゑ母い守(も)れども魂(たま)そ合い…
ランスの目って皮をむいたブドウの実みたいすきとおっていてとてもみずみずしい真ん中の黒い瞳はタピオカだね Lance's eyes are like grape. It's clear and very fresh.And your dark eyes are like tapioca.
雨上がり蝉時雨降る朝ぼらけ ねじ伏せる暑さに抗(あらが)う蝉の声 命(いのち)尽くし蝉大の字に夏の空 蝉時雨石仏涼し堂の陰 全部蝉がらみの歌となりました(^_^;) どの歌が好みでしょうか。 ちょっと蝉以外のバリエーションを広げないと いけませんね(…
雨がパシャパシャ降る休日の朝は 動物も虫も寝ぐらの中で雨の音を聞いています 雨がパシャパシャ降る休日の朝は お母さんと子どもたちは家で楽しくおしゃべりしています 雨がパシャパシャ降る休日の朝は ひっそり誰もいない街を雨の水が清めます 雨がパシャ…
こんなに空が青いのに こんなに風が心地いいのに こんなに鳥のさえずりが聞こえるのに こんなに猫がじゃれてくるのに こんなに伸びをしたら気持ち良さそうな一日なのに 休日出勤(笑) タイトル的には中学の合唱コンクールで歌われてもよい内容だと思います…
静な雨の降る朝に 梅雨の朝首を傾け寝る猫(こ)かな もぞ ランスの朝は毎日5時頃、朝ごはんをねだるところから始まります。 寝ている僕のおでこをペタペタと肉球で叩いて起こし、それでも起きないと徐々に爪が出てきますが、 仕方なくよろよろ起きて、ご飯…
田植えする水の張りたる田の面(つら)にくっきり映る初夏の青空もぞ春過ぎて夏来(きた)るらし白妙の 衣干したり天の香具山持統天皇に対抗して作りました(笑)やっぱりこうして比べてみると、持統天皇の歌は格調高いですね。https://blogs.yahoo.co.jp/no…
しぐれの雨間なくな降りそ紅(くれない)に匂ほへる山の散らまく惜しも詠み人知らず冬の冷たいしぐれの雨よ絶え間なく降らないでおくれ真っ赤に染まっている山の紅葉の散るのが惜しいよ自分の住んでいる横浜では、今紅葉が真っ盛りといいますか、終わりを迎…
移り行く時見るごとに心(こころ)痛く昔の人し思ほゆるかも大伴家持移り変わって行く時の流れを目にするたびに心が痛むほど昔のなつかしい人々のことが思い出されてならない今年を象徴する漢字は「災」ということだそうです。2位以下 平、終、風、変、暑、…
ひぐらしは時と鳴けども恋しくにたわやめ我は定まらず泣く詠み人知らずひぐらしは夏の終わりに時を定めて盛んに鳴くけれどあなたが恋しくて弱い私は時を定めずいつも泣いてばかりいるひぐらしの鳴き声というのは独特の物悲しさがあります。夏が過ぎ去るのを…
蝉しぐれ次第に遠くなりにけりもぞ夏が終わってしまう前に、やはり8月は、先の戦争の記事を一つは書いておかねばならないと思い、記します。「命燃えて」 佐伯為雄燃ゆる火を抱きこのやきつく身体もて 日々 夜々 さまよふこの魂を燃やせこのからだをぶっつ…
雨雲を ほろに踏みあだし鳴る神も 今日にまさりて恐けめやも県犬養三千代天の雲をばらばらに踏み蹴散らして鳴る雷神でも(帝に初めてお会いした)今日以上に恐れ多いことがありましょうか夏の終わりになって、暑さが地上に溜まってくると、夕立が降ることが…
彦星と織女(たなばたつめ)と今夜(こよひ)逢はむ天(あま)の川門(かはと)に波立つなゆめ詠み人知らず彦星と織姫とが今夜逢おうとしている天の川の渡し場に波よ、立たないでくれ、決して今の季節は旧暦の七夕の時分にあたります。七夕とは、もともと中…
蝉時雨生命湧き立つ夏の朝もぞ今年の夏は暑いですね(-_-;)朝6時に30℃を突破し、夜22時になっても30℃を切らないということもザラにあります。日中外を歩いたりしていますと、汗がとめどもなく頭から流れてきて、眉毛のブロックがなければ、目に汗がな…
まんまるでやわらかくってふわふわしていてあたたかくてさらさらしていて顔を近づけるとゴロゴロ音が鳴っていつのまにか寝息をたてているものゴールデンウィーク前半、昨日今日と仕事でしたが、明日は家でランスとごろごろ過ごす予定でおります。ちっちゃい…
世の中に絶えて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし在原業平この世の中に桜というものがなかったら春をのどかな気持ちで過ごせるだろうに桜の美しさに心がざわめいてしまう今、首都圏は桜が満開です。桜の素晴らしいところは、たとえ名所に咲く桜でなくと…
午前2時・・ランスが肉球をぺたぺた顔にくっつけてきて目が覚めたもぞさん、もぞさん、サンタさんが来たよ。ふと気づくと外はしとしと雨足の音雨のクリスマス皆さま、Merry Christmas!
台風の風に聞き入る仔猫かなもぞ昨晩寝ていましたら、ランスがニャーニャー鳴いて、自分を起こします。目覚めると午前3時過ぎ。外はごうごうと風の鳴る音がします。スマホの台風情報を見ますと、先ほど静岡の御前崎付近に上陸したとの情報が。いよいよ来た…
ブロ友さんのかわいがっていた猫が死んだ真っ黒のカワイイ猫だったのにでも生き物だものいずれそういう日が訪れるそれは間違いないことだ僕がランスを見るとランスも僕を見たそれはずっと先の事かもしれないでもいつかはその日がやって来るランス、1日でも…
古(ふ)りにし嫗(おみな)にしてやかくばかり恋に沈まむ手童(てわらは)のごと石川郎女こんなに年を取ってしまったお婆さんなのにどうしたことでしょうこれほど恋にのめり込むなんてまるで幼子みたい今回の万葉集シリーズ最後の記事となります。今の感覚…
間遠くの野にも逢はなむ心なく里のみ中に逢へる背なかも東歌どこか遠い野原とかで逢いたかったなわかってないんだからあなたってばよりによって(知り合いばかりいる)里の真ん真ん中で逢うことないでしょ前回、生い茂る雑草を自らの恋心に託して詠んだ歌を…
恋草(こいぐさ)を力車(ちからぐるま)に七車(ななぐるま)積みて恋(こ)ふらく我が心から広河女王抜いても抜いても生えてくる雑草のような抑えようのない恋心を荷車に七台も積むようなことをしているのはもとはといえば私から求めたことでした梅雨、そ…
春過ぎて夏来(きた)るらし白妙の 衣干したり天の香具山持統天皇春が過ぎて夏がすぐそこまで来たらしい洗濯した真っ白な衣が干して(風にたなびいて)緑の天の香具山に映えているまだ首都圏は梅雨の真っ最中ですが、徐々に徐々に夏の気配を感じます。それは…
桜の花 盛りの頃そして今花散るも若き青葉の息吹出(い)で命継ぐなり初夏の爽風(さやかぜ)桜は花ももちろん素敵ですが、花の散った後に、生命力豊かに生い繁ってくる桜の若葉もとても美しいものです。若々しいエネルギーといいますか、力といいますか、青…
蝶(てふ)舞うとふと頭の上見上げれば桜散るなり春風に乗りもぞ蝶々がひらひら飛んでいるなと思ってふと見上げると、それは春風に舞ってちらちらと地に舞い降りる桜の花びらでした。
猫を撫でて 眠り猫を撫でて また眠り猫にエサをやって 眠るその繰り返しの 雨降る春の休日こういうのを、花起こしの雨というのでしょうか。雨の中、桜の花が艶やかに花開いてゆくのを感じました。
真夜中に猫のウンチを片付けて窓開け聞こゆ雨の足音もぞウチで飼っている猫のランスには不思議なところがありまして、夜、自分が寝ていると、布団の上に乗ってきて、前足で布団をガリガリやって、これからトイレするよと、わざわざ教えに来てくれます(笑)…
もうすぐバレンタインデーですね。そこで、それにちなんで、今回はひとつ恋の歌でも。君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかなあなたのためならば惜しくないと思っていた命ですが(こうしてあなたと結ばれた今では)長くありたいと思うよ…
荒波の三月末まで休み無く細く長くて薄く生きるかもぞ荒波の(ように忙しさが押し寄せてきて)3月末まで休み(祝日)もない細く長く薄く生きてゆくしかないのか(-_-;)本歌(参考歌)大海の磯もとどろに寄する波割れて砕けて裂けて散るかも源実朝今年は祝日…