らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

【絵画】「オフィーリア」ジョン・エヴァレット・ミレー

夏真っ盛りですね(-.-;)本当に真の底から暑いですね(^_^;)今日は小難しいことをいうのをやめて、暑を払い、涼を誘うような絵画の記事を書きたいと思います。それはこちらの作品です。http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/26/0000013926/84/imgee539a348v…

「智恵子の半生」高村光太郎

ご存知ない方もいらっしゃるかと思いますが、高村光太郎の妻智恵子は洋画家を志した芸術家志望の人でした。この有名な平塚雷鳥らによる雑誌「青鞜」創刊号の表紙は、結婚前の26歳の時に、智恵子が制作したものです。玄人はだしのセンスの良さを感じさせる…

「値(あ)ひがたき智恵子」智恵子抄より 高村光太郎

http://touhoku.sakura.ne.jp/chiekokoutaro.jpg 発症後療養地での高村光太郎と智恵子夫妻 値(あ)ひがたき智恵子 智恵子は見えないものを見、聞えないものを聞く。智恵子は行けないところへ行き、出来ないことを為(す)る。智恵子は現身(うつしみ)のわ…

「樹下の二人」智恵子抄より 高村光太郎

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/e6/eef54097d94a977bdd8bdad688876557.jpg 一番幸せな時期だったといわれる高村光太郎と智恵子夫妻 樹下の二人――みちのくの安達が原の二本松松の根かたに人立てる見ゆ――あれが阿多多羅山、あの光るのが阿武隈川。か…

【美術】「翠玉白菜」

昨今巷で話題となった東京上野で開催された台湾の國立故宮博物院展。その中でも一番の注目されたのが、門外不出の神品至宝といわれたこの「翠玉白菜(すいぎょくはくさい)」。http://www.npm.gov.tw/ja/Article.aspx?sNo=04001080 今から200年ほど前に…

【万葉集2014】2 言問はぬ木すら妹と兄と

言問(ことと)はぬ木すら妹(いも)と兄(せ)とありといふをただ一人子(ひとりご)にあるが苦しさ市原王(いちはらのおおきみ)物を言わない木にすら兄妹があるというのにわたしはただの一人でいるのが寂しくて苦しい撰者は現在文筆家として活躍されてい…

【プロレス】9 アントニオ猪木(春一番)

追悼 アントニオ猪木http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/286156/ 日本を代表するプロレスラーは?と問われれば、まずもって力道山、ジャイアント馬場、アントニオ猪木の三人が挙げられると思います。自分はどちらかというと、ジャイアント…

【6月総括】

この間、久々に父の夢を見ました。正確に言うと、父の弔いの夢というべきなのですが、父の実家の寺は真っ白い雪におおわれて、まばゆいほどに白一色の世界で、その雪の上にぽつんと父の土葬の墓桶がひとつ。自分は雪をかき分け、土をかき分け、一生懸命父の…