2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧
去り行く夏に捧ぐ持てあます西瓜ひとつやひとり者荷風冒頭の俳句が、この作品の雰囲気というものを非常によく表しているように感じます。永井荷風は、主に大正から昭和の戦後にかけて活躍した文筆家です。代表作は「墨東綺譚」など。これは少し前に映画にも…
先日、織田信長と桶狭間合戦の記事を書いた際、実はこの作品のことが頭にあって、記事を書こうか迷ったのですが、まあ夏休み最後のご愛嬌ということで、今回掲載することにしました。この本の要旨をかいつまんで言うと、ジャンル的には、一時期大いに流行り…
お盆は終わりましたが、まだまだ暑い夏の日が続いていますね。夏といえば思い浮かぶものといえば、やはり「西瓜」でしょう。冷蔵庫で冷やして、赤いみずみずしい果肉をしゃきしゃきと食べると一時(いっとき)夏の暑さを忘れます。そして、もうひとつ夏とい…
昨今、ご当地ゆるキャラというものが大流行しています。その中でも、ずば抜けて存在感を示しているのが、こちらのくまモン(熊本県)バリィさん(愛媛県今治市)の2つでしょう。この2つのキャラの勢いは凄まじく、遠く離れた首都圏でも、そのキャラをかた…
お盆真っ只中も相変わらず仕事だったのですが(-.-;)いつもより仕事が少し早く終わった、そのちょっとした隙間を利用して、横浜そごうで行われていた「風立ちぬ原画展」に行ってきました。http://www.ghibli.jp/10info/009341.html上のサイトにも説明があり…
時が経ち、再び広島を訪れたのは、最初に訪れた時から20年ほど後のことでした。会社の出張で広島に出向いたのですが、20年ぶりに見た原爆ドームの感想は、随分年老いたなという印象でした。建物が時の経過で朽ちたというのとは、ちょっと違うんです。年…
小学3年の夏休みは、広島への旅となりました。それは個人旅行という形ではなく、広島原爆体験を聞く親子ツアーというようなパックツアーだった記憶があります。そのツアーは昼間はフリーでしたので、宿につくとすぐ、原爆ドームと原爆資料館を見学に行きま…
雛たちの生命(いのち)が尽くす光かなもぞ先日、自分の住む近隣の駅ビルに、人々が集まって、何かを見ている光景に出くわしました。なんだろうと思って近づいてみると、駅ビルの1階のテナントの入り口を照らすライトの上に、小さな燕の巣が、ちょこんと乗…
先日掲載しました菊池寛「桶狭間合戦」は、信長が成功した理由を、新井白石の言葉を借りて次のように述べています。父信秀の富国強兵政策をよく引き継ぎ、京に近く交通の便もよい、豊かな尾張という地の利もよく生かした。これは間違っているとは申しません…
皆さん、夏の日々、いかがお過ごしでしょうか。首都圏ではカーッと強烈な太陽が降り注ぐ暑さはないのですが、非常に湿気が多く、長時間外出していると体がベタする感じで疲れてしまう…そんな感じの気候が続いています。ちなみに今日は横浜港で花火大会があ…