らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

「ノートルダム・ド・パリ」プロローグ ユゴー















レ・ミゼラブルの作者ヴィクトル・ユゴーの歴史的大作。
全編1000ページにわたる、パリのノートルダム寺院を舞台とした、
様々な人間の喜悲劇を繰り広げたものですが、
外国の長編ものが苦手な自分が、なぜこの作品に挑んだのか。

実は、現在横浜で公演されている劇団四季のミュージカル「ノートルダムの鐘」の
チケットをいただく機会がありまして、その予習として読み始めたのです。











では、なぜ自分が外国の長編ものが苦手なのか。

まず、長いと、最初の方のあらすじを忘れてしまう笑

物語では、最初の方に伏線があって、後でそれが回収されるパターンも多いのですが、
前の方に書いてあった伏線を忘れているため、
あれ?何でこんなことになったのかな?と
前に戻って伏線を探さなければならない(^_^;)

また、久しぶりに登場してきた人物をすっかり忘れていて、
あれ?この人どういう人だったかな?と
やはり前に戻って探さなければならない(^_^;)


次に、外国の作品は登場人物の名前が覚えにくい。

このノートルダム・ド・パリの登場人物であるカジモドをカジモト(梶本?日本人?)、
エスメラルダをエメラルダス笑
上巻の真ん中辺りで初めてその誤りに気付きました(^_^;)

ここ数年の自分の読書というのは、一気に全部作品を読んで、
そこで広がった感性を、文字に当てはめていき、
文章にして、記事にしていくという読書ばかりなので、
どうなりますことやら。

読書ブログを始めて8年になりますが、
久方ぶりに外国もの長編に取り掛かった次第です。
前回はダンテの「神曲」でした。

というわけで強い決意を持って読み始めたのですが、
いかんせん、やはり長い(-_-;)
1000ページを一気に読み切ることはできないですし、
長編だけに、登場人物の多岐にわたり、ストーリーを追うのも大変です。
というわけで、半分の上巻を読み終わったところで時間切れとなってしまいました(^_^;)

仕方がないので下巻はまたミュージカルを見終わった後、ゆっくり読んでみようと思います。

しかしながら、今回読んでみて、さすがは世界の歴史的名作。
読んで得るところは非常に数多くありました。
ですから、原作の上下巻とミュージカルの感想の記事を併せて、是非とも書きたいと思っています。







ディズニー版のアニメーション映画もありますが、
自分は未見です。
いずれ見てみたいですね。