らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

【テレビ番組】スーパー戦隊シリーズ

 

 

 
今年の夏の公開映画でスーパー戦隊大集合と称して
今までの戦隊ヒーロー199人が集合するというのがあるらしいんです。
ちょっと数が多すぎるような気もしますけれども(^_^;)

戦隊もの仮面ライダーに負けず劣らず、36年34作品続く息の長いシリーズ。

基本的に赤青黒黄緑ピンクなどの色に分かれ、
キャラもリーダー、キザなやつ、アウトロー、体育会系、太った人、頭のいい人、女の子というように
様々なバラエティーに富んでいます。

このようにいろいろな個性を持ったキャラをヒーローに組み入れたことで、
今の集団アイドルと同じく、ファンがそれぞれの好みに分散して
長く親しまれることになったように思います。

昨日仮面ライダーの記事を紹介しましたが、
子供の頃友達としたのは断然戦隊ものごっこでした。
仮面ライダーはヒーローが1人なんですが、
戦隊ものは数人でバラエティーに富んでいるので大勢で遊びやすかったのです。

自分が初めて見たのはバトルフィーバーJという戦隊もの
 

 

当時ディスコ(今でいうクラブ)ブームで、
いろいろな踊りの名手がその踊りを生かし、世界制服を企む悪の組織を倒すという話でした。
常識的に考えると、きちんと戦闘訓練を積んだ軍人が立ち向かった方がいいような気もします。
敵を面前にした名乗りの時に、それぞれ自分の一番得意な
コサックダンスやらフラメンコやらディスコダンスやらの踊りを混ぜた名乗りをするのが
子供心に面白く刺激的でした。

それから5作品くらい見たと思うのですが、
戦隊ヒーローもさることながら、敵もバラエティーに富んで魅力的なキャラが多く、
中でもヘドリアン女王というキャラが強烈に印象に残っています。
強烈すぎて夢に出てきたことすらあります(^_^;)

 


曽我町子さんという方が演じていらして、
後年素顔でテレビに出演された時の、おしゃれで穏やかな落ち着いた物腰からは、
ヘドリアン女王の怪演が想像できず驚いた記憶があります。


大きくなり自分が見なくなってからも
面白い戦隊ヒーローものが放送されていたらしいんです。
赤と黒がピンクを奪いあうトレンディードラマ風三角関係ものとか、
一緒に見ているお母さん向けに脚本したのでしょうか。

お母さん向けといえば、
イケメンが戦隊ものに加入する流れにちょっと笑ってしまいます。
玉山鉄二という長髪の妖しい美しさのあるイケメンが、
月明かりに照らされ水浴びする映像っていうのは
当時の世のお母さん達は求めていたのでしょうか(^_^;)

なお戦隊ものは米国でも大人気らしく、
米国放送版では、赤→白人の頼りがいあるキャプテン、黒→がたいのいい黒人、
黄→東洋人の女の子、ピンク→白人の女の子、青→ひ弱だが頭のいい白人のメガネの男の子
というようにキャラを上手く散らしてアレンジしていました。
昔から戦隊ものになじんできた自分としては嬉しい限りですね(^^)

このようにバリエーションの幅が広いため、
戦隊ものはこれからも時代に対応しながら続いていくんじゃないかなと
個人的には思っています。