らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

【字余りの歌】65 春分の雨









真夜中に
猫のウンチを
片付けて
窓開け聞こゆ
雨の足音


もぞ


ウチで飼っている猫のランスには不思議なところがありまして、
夜、自分が寝ていると、布団の上に乗ってきて、
前足で布団をガリガリやって、
これからトイレするよと、わざわざ教えに来てくれます(笑)

自分が起きて、後ろからついてゆくと、
安心してトイレに行って、にゅるんと用を足すわけです。

今日の日付が変わった頃、猫がトイレにしたものを片付けて、
換気のために窓を開けると、

暖かい風に乗って、しとしと雨の音が。

ちょっと前までは雨など降ると寒くて寒くて、長く窓など開けていられなかったのですが、
もう春が間近に来ていたんですね。
暖かいです。

寒い時もまだありはしますが、寒さの中に春のぬくみがくるまれている感じで、
冬の寒さとは、やはり違います。


気付いてみれば、もう春分
季節は確実に巡ってくるというのは、当たり前だと思っていますけど、
よくよく考えると、不思議なことです。
これからは春の雨のたびに、暖かくなってゆくことでしょう。




ふと目覚め
真夜中の部屋
聞き遣れば
猫の寝息と
雨垂れの音


もぞ




おはよー