【字余りの歌】75 梅雨の朝の風景
静な雨の降る朝に
梅雨の朝
首を傾け
寝る猫(こ)かな
もぞ
ランスの朝は毎日5時頃、朝ごはんをねだるところから始まります。
寝ている僕のおでこをペタペタと肉球で叩いて起こし、
それでも起きないと徐々に爪が出てきますが、
仕方なくよろよろ起きて、ご飯と水をやると、
もしゃもしゃと元気に食べています。
その間に朝食の用意をして、朝ご飯となるわけですが、
自分のご飯を食べ終わったランスはテーブルの上に乗って、
僕が朝ご飯を食べる様子をじっと見守っています。
僕がらそこそこ食べ終わると安心するのか、
ソファーの上で、こてんと眠り始めるわけで、
それが冒頭の写真というわけです。
外は梅雨空でどんよりしており、雨が降っているんだかいないんだか。
草木はしっとりとしており、まだ朝早く外も静かです。
そんな静かな朝の情景を五七五にしたためてみました。
なおタイトルの【字余りの歌】ですが、
これは正岡子規の 「字余りの和歌俳句」というエッセイから題を借りています。
自分はどうもぶきっちょで、五七五から字余りになってしまうことが多いので(^_^;)
今回は強引に収まりましたけれども。
なお正岡子規の 「字余りの和歌俳句」については記事を書いたことがありますので、
よかったらご覧になってみてください。