【10月総括】
秋といえばコスモスの花。
「日本人は歳月をどう過ごしているのだろうか。
地球と月との距離を研究しているのか、いやそうではない。
ビスマルクの政策を研究しているのか、いやそうではない。
彼らはただ一茎の草の芽を研究しているのだ。」
「ゴッホの手紙」より
10月は計らずも、ゴッホづくしの月となりました。
小林秀雄ならずとも、ゴッホの筆致に思わず引き込まれるものがあり、
ずっと追いかけてしまった感があります。
皆様もゴッホについて、
実は、今、東京上野でこのような美術展が開催されています。
自分は、ゴッホの作品をまとめて観たことがないので、見るのを非常に楽しみにしています。
今回一連の記事で紹介した作品の中にも、展示されている絵がいくつかあります。
おそらく行くことができるのは、11月末か、12月初めくらいになるでしょうが、
行ったら必ず記事を書いてみたいと思っています。
ゴーギャンについてはいささか勉強不足でありますが、
それを逆手にとって、見たままの印象を大事に何か綴ることができればと思います。
本当は気心知れた人と一緒に行きたいのですが、
残念ながら、Aさんはゴッホは嫌いだと言うことなので(^_^;)
今回は、いつもの掛け合いは無しになりそう。
なお、冒頭の写真は、日頃親しくさせていただいているブロ友さんが撮ったものです。
ゴッホの時代は、写真芸術というものはまだありませんでしたけれども、
たぶん、この写真を見たら、日本的な美というものを感じたのではないでしょうか。
さて今月は、ゴッホとはまた違う、
素晴らしい感性をもった人物の作品を紹介したいと思っています。
誰であるのかはお楽しみということで。
それでは、芸術の秋真っ盛り11月もよろしくお願いいたします。
そうそう、先月は、久しぶりにクラシック音楽の演奏会に行けて嬉しかったです。
曲は記事に貼ってありますので、秋のひとときぜひお聴きください。
そして、もうひとつ、秋の印象的な曲をこちらに。