らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

【映画】シャークネード

 
 

青空に黄色いハンカチをはためかせるような記事を書きたい。
と言った直後に、
このような記事を掲載するのも、かなり気が引けるのですが(^_^;)
だらだら過ごした年末、見てみたのが、この映画。
「シャークネード」という作品です。
http://eiga.com/movie/80647/

要はシャークとトルネードの合体したものがやって来るというパニック映画なのですが、
基本、サメ系パニック映画の元祖「ジョーズ」と作りは同じです。

でも、サメって海に住む生き物じゃないですか。
ですから、海から離れていれば安全という意識が我々にはありますが、
トルネードに乗って内陸深くまでサメが人々を襲いに来るという
画期的発想のサメ系パニック映画となっています。

で、これが予告編なのですが、


シャークネード



サメがトルネードに巻き込まれて、無数に空から降ってくる絵は、
恐怖というよりも、サメも結構キツいんじゃないのか?という印象です。
 




だって、ぐるぐる回るトルネードに乗ってやって来るわけですから、
体力的にかなり弱っているはずですし、
投げ出されたところは、海から遠く離れた陸地なわけですから、
サメ的には死あるのみの絶望的な状況なわけです(-_-;)

ですから、人間としては、トルネードが去るまで雨戸を閉めて、
じっと過ぎ去るのを待つのが吉。
と思うのですが、人々はなぜか外を逃げ回って、次々とサメに喰われてゆきます。

そして、極めつけが、予告編にもありますが、
主人公がチェーンソーを持って、サメの親玉に真っ正面から立ち向かうというラストシーンなのですが、
そんな危険なことしなくても、やり過ごして、
サメが日干しになるのを待てばいいと思うんですが、
ヒーロー魂が煮えたぎるというんでしょうか。
アメリカ人は挑んじゃうんですよ(^_^;)

10メートル以上はあろうかという親玉の口からチェーンソーで飛び込み、
見事、一寸法師戦法で親玉を仕留めます。

最後はパニック映画お決まりの大団円。
主人公と奥さんの熱い抱擁とキスで幕を閉じるのですが、
台風の多い日本に住む自分としては、映画の中のアメリカ人の方々に声を大にして言いたい。
「台風の時はくれぐれも外に出ちゃいけない。」

この記事を書くために、シャークネードを検索していましたら、
なんとこのシリーズ、毎年1本ずつ制作され、
現在、シャークネード3まで作品があるとのことです。

アメリカ人って、本当にサメに襲われるのが好きな国民ですよね。
あとゾンビも(笑)