【閑話休題】今回の病気でもろもろ思ったこと3
この話題、最後の記事になります。
話は少し戻りますが、今回42℃近くまで高熱が出たことも大変だったのですが、
意外な大敵がしゃっくりでした。
高熱が出ていた時、しゃっくりがずっと止まらなかったんですね。
それこそ半日もしくは一日ずっと止まらないんです。
しゃっくり自体は何かの病気をもたらすものではなく、ウイルスや細菌の類いでもありませんが、
しゃっくりしている間は眠れませんし、僅かな間だけならともかく、
千回単位になりますと、病気のなけ無しの体力を削っていき、本当にやっかいでした。
延べ2日間ぐらいしゃっくりが止まりませんでしたから、
10秒に1回ずつとしても、1万回はしゃっくりしたと思います。
100回しゃっくりしたら死ぬと言われていますので、100回ぐらい死んだことになります(笑)
しゃっくりの止め方として、水を飲んだり、呼吸を止めたりというような処方が言われていますが、
横隔膜の一時的な痙攣ではなく、肺の炎症に触る形で連動しているので、
炎症が引くまで治ることはありませんでした。
しゃっくり恐るべし(-_-;)
その他今回思ったのは、発病から半月が過ぎ、先週の金曜日で一応数値は正常に戻ったと医者から言われたのですが、
いまだに100%とはいえず、85%くらいの感じでしょうか。
一旦病気になってしまうと、健康な100%の状態に戻るまでに長い時間を要してしまいますので、
やはり一にも二にも予防が大切だと痛感しました。
また、病気の熱が引いた直後、体温はいきなり35℃台前半まで下がりました。
1週間ほとんど食べ物を口にしていなかったので、体内から熱が発せられず、体温が低いんですよね。
かといって、いきなりたくさん食べることもできないので、
少しずつ食べて熱を増やしていくしかないのですが、
通常36・7℃くらいの自分の体温が未だに36・0℃前後までしか上がっていません。
もうちょっと時間がかかりそうですね。
そして、今回1週間で5キロを体重が減りました。
今の175センチ60キロだとほぼ20歳くらいの頃の体型で、
見た目はスリムでかっこいいのですが(笑)、
65 kg あった体重が1週間で60 kg になったということは、
おそらく1ヶ月寝たきりであれば10キロほど減ったかもしれません。
そうしますと体を支える基礎的な部分の体重まで失ってしまうことになり、
そういうことからすると標準よりちょっと重いぐらいが、適度な余力があり、健康でいいかもしれないとも思います。
痩せすぎは病気の時注意ですね。
あと風邪やインフルエンザを手っ取り早く予防するには、
やはりマスク、手洗い、うがいだと医者は言っていました。
マスクについてはいわゆる空気中を浮遊している空気感染の予防ばかり言われますが、
実は、それよりももっと重要な役割があり、接触感染、つまりは電車のつり革やトイレのドア、エレベーターのボタン、駅の切符のタッチパネル等々、
外に出ると不特定多数の人間が接触しているものに触れて、それによって自分の粘膜、すなわち鼻や口から感染することが非常に多いそうです。
人間は無意識のうちに自分の鼻や口を触っていることが多いそうで、
マスクはその接触感染の第1次的な防御になるとのことだそうです。
そして、こまめな手洗いうがい。
医者に言わせると、3時間おきぐらいにしても全然多くないそうです。
ですから、外では必ずマスクをして、会社や学校では気分転換で手洗いうがいしに行くくらいでもいいかもしれません。
人間は科学で自然を克服してきたというようなこと言ってますけども、
あたかも崖の岩の先っぽに付着したコケみたいなもので、
ひとたび大風がひと吹きすれば、どこに飛んで行ってしまったかわからない、そんな程度のものだと感じます。
もっていかれる時は、あっという間に病気にもっていかれてしまう、
そういうことを頭のどこかに入れながら、慎重に用心深く生きるのが健康の秘訣ではないかと思います。
ですから、皆さんもまずは最低限、マスク、手洗い、うがいくらい実践されることをお勧めいたします。
あと体を冷やさず、温めることでしょうか。
マスクで冷たい空気を体内に入れず、温かい服装で、冷たい食べ物飲み物などを体に入れすぎない等々。
年末は忙しいことが多いですし、イベントも目白押しなので、
細心に予防して体調を崩されませんように。
もちろん自分もですが(笑)
当たり前のような情報ですが、少しでもお役に立つことがあればと思います。