らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

【閑話休題】インフルエンザ備忘録







今後の参考のため、インフルエンザの病状の様子を記録しました。
もしかしたら、読む方の参考となるところもあるかもしれないと思い、
ブログで備忘録として書いてみました。



木曜日

夕方軽い頭痛、身体の節々の痛み。

熱を計ると36・8度。
ひょっとすると、インフルエンザかと頭をよぎりながらも様子見。
(この時点で病院に行っていれば病状は最小限に食い止められたかもしれません。)
帰宅すると、ほんのちょっとだけ夕飯を食べて、
すぐ眠りについた。



金曜日

朝、体調は悪くなく、通常通り出社。
昨日の体調不良は疲れによるもので、寝て治ったのかなとその時は思った。

午前中は特に問題なかったが、昼過ぎぐらいから急激に体調が悪化。
何も喉を通らない。
ナイフで脳のしわを切り分けていくような頭の痛み。
悪寒。
内臓の痛みなどの症状。
熱を計ると38・5度。

そのまま病院に直行。
対応してくれたのは女医さん。アラフォーくらいの人。

インフルエンザの検査をすると 陽性反応。
インフルエンザの検査は、いわゆる鼻の穴にキットを突っ込むものだが、
鼻の穴の中は鍛えることはできないから、
突っ込まれると、さるがままで非常に痛い。
ひょっとしたら脳まで貫通するんじゃないかと思うほどの痛さ(-_-;)






「皆さん、痛がられるんですけど、ちょっと頑張ってください。」
「ちょっとしたお笑い芸人の罰ゲームみたいな感じが・・・。」と答えると、
看護婦さんにそれが妙にウケた。
「その体調の悪さでそんな切り返しができるとは。」
と先生にほめられる(?)(^_^;)

直ちに処方されたイナビルを吸入。
2010年に開発された新薬とのこと。





https://minacolor.com/parts/20/articles/49/

イナビルはこれ以上のウイルスの増殖を防ぐだけで、
現存するウイルスを殺すものではない。
現存ウイルスとは今の体力で闘わなければならない。
帰りの満員電車が辛い。
ふらふらしながら、なんとか体力ギリギリで到着。

明日から動けなくなる可能性もあると思い、
ウイダーインゼリーやポカリスエット、食べれそうなものを買って帰る。
なんとか余力ある状態で帰宅でき、正直ほっとした。

なお、猫には人間のインフルエンザは移らないことを確認。



土曜日・日曜日

インフルエンザの症状のピーク。
ほとんど起き上がることもできず口に物も入らない。
頭痛で脳がピキピキと音を立てているような感じ。
内臓の一つ一つがえぐられるように痛い。
悪寒がする。熱も高い。

匂いがあるものが食べられない。
喉が腫れて痛く、ポカリスエットの水分の類も食道を通っていかない
むしろ適度にドロドロしたウィダーインゼリーの方が喉に入っていく。
栄養素も様々に含まれており、非常に有効。
結局土日はこれのみ食す。その数10ほど。

八十を超えた老人の方は普通の水やお茶が喉を入っていかない事があるので、
とろみをつけて飲ませることがある。
今回のインフルエンザで喉が腫れて食道がしわがれ、
このような老人の喉と同じような感じになっていたのかもしれない。
普通の水やお茶の飲みにくさとドロドロした液体の意外な飲みやすさを同時に体感した。



月曜日

昼にほぼ3日ぶりに固形物を食べる。
お茶漬け小盛り1杯。
熱を計ると36度台に低下。
これでも早めに処置して重症化するのを回避できていたのかもしれないと思う。
この日体調は一進一退。油断しないよう温かくして過ごす。
何時間寝ても目を閉じれば、またすぐ寝れてしまう。
体力が削がれてしまっているのを感じる。



火曜日

さらに体調回復。
頭痛悪寒内臓の痛みはほとんどない。
大いに空腹を感じる。
喉の痛みもなく、ちょっと声が枯れているだけ。
温かくして近くの公園をリハビリの散歩する。
その日は冬日ながら暖かい日。




塩気のある油っ気のあるものが食べたくなり、ポテトチップスを買って食べる。
健康でないとこういうものは食べられないんだと実感。
食べながら、久しぶりにブログ記事投稿。

体重を測ると三日間で、2・5kg減。意外とやせた。

夕飯はなんでも食べたいものが食べられる。
食べると胃に食べ物が落ちるたびに、内臓がカアッと熱を出す感じ。
例えると、蒸気機関車の機関に石炭を放り込むのに似ている。
エネルギーを吸収しているイメージ。
ほぼ完治の実感。
明日の出勤に備えて21時頃床につく。



水曜日

朝いつも通り出社。




総括

結論を申し上げますと、インフルエンザのベストの対処法は、
インフルエンザにかからないこと。
これに尽きます。
一旦発病してしまいますと、ウイルスによる体力の低下が著しく、
熱が下がってインフルエンザの症状が収まっても、
全て元通りに戻るまでかなりの時間を要します。

では、インフルエンザを発病しないためにはどうしたらよいか。
1に予防接種
2にマスク
3に充分な睡眠、休息

これに尽きるような気がします。
やろうかやるまいか迷ったら、無理をしないで、
やらないくらいの気構えが必要ではないかと。難しいことですが。

そして、万が一、インフルエンザにかかってしまったら、
なるべく早く病院に行く。
これが最良の次善の策です。
関節の痛み、頭痛、体のだるさのうち、2つ当てはまったら、
医者に行くことをお勧めいたします。

発熱はその時無くても、あっという間に押し寄せてきます。
発熱している状態というのは、やや時既に遅しの感があります。
自分は熱が上がった直後に病院に行ったので、
ウイルスの増殖をなんとか食い止められたのではないかと思います。







もぞさんの看病つかれた~