【テレビ番組】仮面ライダーV３ドクトルG - らんどくなんでもかんでもＲ

昔から人気のある子供番組というのは、
主人公がカッコいいということもさることながら、敵役も魅力的という要素が挙げられます。

仮面ライダーシリーズもその例にもれず、
バイクで疾走する仮面ライダーのカッコよさもさることながら、
敵の悪の幹部の魅力もその人気を支えるものとなっています。

仮面ライダーの幹部といえば天本英世さん演じる死神博士。

そして、地獄大使などが有名ですが、

地獄大使、ゴキブリがモチーフだと思っていましたが、
コブラがモチーフだったんですね(^_^;)

さてYouTubeで１週間に２話ずつ配信されている仮面ライダーV３。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLPtUVm4GBlyJZcIyQaO854RAiPJTDK9Wv

このシリーズにも魅力的な敵が登場します。

その名をドクトル G（ゲー）
いかついを扮装をした武闘派という感じのキャラですが、
彼の真骨頂はそのしゃべりにあります。

「かめんらいだーV３」
普通の人間なら均等にこのように発音するところを、
「かめんら～～いだV３」

発音がおかしい（笑）

しかしこの妙な抑揚がクセになります。
なぜか思わず口ずさんでしまう魔力といいますか。

解説では、ドイツから派遣されてきたので、
訛りがまだ抜けないとのことなんですが、
そうか、これはドイツ訛りだったのか(^_^;)

前にも説明しましたが、仮面ライダーの敵のデストロンは、
ナチスの科学者集団の残党ですので、
ドイツから派遣されてきたと言えば、エリート中のエリート。

さらに詳しく経歴を探りますと、
このドクトルG 、第二次大戦時には、
ロンメル将軍配下で北アフリカで活躍したそうです。
なるほど、それで砂漠のサソリをモチーフにしたキャラになっているのかしら。

とにもかくにも、このドクトルG、大変な強敵です。

仮面ライダーV３の改造人間としての苦悩も、おやっさんとの師弟愛も、ルリ子さんのほのかな想いも、
全てドクトルGの「かめんら～～いだ」の言い回しひとつでかき消されてしまう（笑）

このドクトルG、当時でも大人気で、
悪役としては異例のサイン会が開かれるなどしたそうです。