らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

【クラシック音楽】足でピアノ








「手でピアノで弾く」というのは、
常識以前の至極当たり前なことですが、
「足でピアノを弾く」と言ったら、
そんな奇想天外で奇天烈なことできるわけがないと誰もが思うことでしょう。

しかし、日本人ならば、足でピアノを弾くといえば思い出すこのシーン。







その昔、「柔道一直線」というドラマで、若き近藤正臣さんが披露したこの技。
猫のようにひらりと身をかわし、鍵盤の上に乗ったかと思うと、
いきなり足で弾き出した「猫ふんじゃった」。
その後、「俺は柔道部には戻らん」という捨て台詞を残し、
窓からダイブして逃げ去っていくのですが、
最近気づいたのですけれど、
近藤さんはいつも裸足でピアノを弾いていたんでしょうか(-_-;)
そして、裸足で外に走っていきましたが、足の裏とかは大丈夫なんでしょうか(-_-;)


なお、別のドラマでは、このようにピアノを弾く人物も現れますが、





やはり足でピアノを弾く方が、難度としては上だと思われます。
たぶん笑


まあ、それはともかく、「足でピアノ」と YouTubeで検索しますと、
結構面白い映像にぶち当たります。

こちらは外国の足ピアノのパフォーマンス。
https://youtu.be/MPSdgYtqCiI

2人のコンビネーションとそこから奏でられる
バッハのトッカータとフーガが素晴らしいですが、
この足ピアノ、相当な運動量になりますね(@_@;)

このような足ピアノですが、
1988年に製作されたトム・ハンクス主演の映画「ビッグ」で、
一躍脚光を浴びたものと記憶しています。







しかしながら、この世の中には、足で弾くピアノ曲という作品が現に存在するのです。
正確に言うとオルガン曲なのですが、
ピアノのペダルは、このようにシンプルなのに対し、






オルガンのペダルは足鍵盤と言いまして、このようにがっちりとしたものとなっています(画像4)。





その足鍵盤による曲、バッハ ペダル練習曲 BWV598。
その足さばきをご覧ください。
https://youtu.be/Mlckvcf69wo

まさに足で弾くピアノそのものですが、
楽譜を見ると、足だからとかいう手加減(足加減?)は全く見当たりません(^_^;)
https://youtu.be/-FOVnEnzhCg

素晴らしい完成された芸術作品として仕上がっています。

ただ、ちょっと思ったのですが、オルガニストは靴を履いて弾いていますが、
これは手袋をしてピアノを弾いてるのと同じで、
足鍵盤の場合も、靴を脱いで裸足で弾いた方がいいんではないかと思ってしまうのですが、
どうなんでしょうか


それでは、最後におまけとして、猫が足で弾くピアノをご紹介します。
https://youtu.be/uKcoVP_CvL0

プロコフィエフ風の現代的な曲に仕上がっています笑


ウチのランスにも仕込もうかな(^_^;)




イヤだ!