【プロレス】11 テキサスブロンコ テリー・ファンク
世の中には熱い男といわれる人がいます。
今でいえば松岡修造というところでしょうか。
熱い男は、得てして暑い男に通ずるところがあります。
そして、なぜかとてもクドい(笑)
しかし、自分は熱い男は嫌いではありません。
むしろ自分自身クールであるよりも、
アメリカのテキサス生まれで、
テキサスブロンコ(テキサス魂)を引っさげて闘い続けた男です。
テキサスブロンコというのは、
つまるところ西部開拓時代からアメリカ人に脈々と受け継がれてきた
決してめげることのない不屈の魂というところです。
日本人の大和魂に通ずるところがあるのかもしれません。
テリーはその熱いファイトで日本のファンを魅力しました。
特に兄であるドリー・ファンク・ジュニアとのタッグマッチは、
テリーが最もその魂を熱くすることができる舞台であり、
もの静かでおとなしげな兄ドリーがピンチに陥ると、
全てをかなぐり捨てて飛び込み、
己の拳ひとつで、がむしゃらに敵に立ち向かう
そのファイトは、見ている我々の心を大いに熱くしたものです。
自分が子供の頃、大人気だった
それがこちらの映像なんですが、
とりあえず最初の入場シーンの熱狂の様子だけでも、見ていただきたく思います。
といいますか、この試合はどちらかというと
リングの中のファイトより
とりあえず最初の入場シーンの熱狂の様子だけでも、見ていただきたく思います。
といいますか、この試合はどちらかというと
リングの中のファイトより
リングの外の観客の様子の方が興味深く面白いと思います。
引退するテリーを応援しようと
会場の熱気が渦を巻くような、その興奮した様子は、
後にも先にも自分は見たことがありません。
そして、テリーも最後の最後まで彼らしい熱い闘いを演じ、勝利を収めます。
会場はもう大盛り上がりで、
あー、もう二度とリングでテリーの熱いファイトを見ることは無いんだ…
という惜別の思いとあいまって、
去り行くテリーに惜しみない賞賛の声援を送ります。
テリーは、しきりに観客に向かって、
フォーエバー、フォーエバーと叫んでいますが、
実は、この1年後、彼は不死鳥のようにリングに復活します(^_^;)
そして更に、その後何度か引退するのですが、
その度に不死鳥のように復活(笑)
それはあたかも卸販売の靴屋の
定期的に行われる閉店売り尽くしセールのような趣があり、
えっ!閉店しちゃうの?と慌てて駆けつけて買ったのに、
しばらくすると、新装開店のチラシが
何事もなかったかのように新聞の折り込みに入っている、あれです。
引退するテリーを応援しようと
会場の熱気が渦を巻くような、その興奮した様子は、
後にも先にも自分は見たことがありません。
そして、テリーも最後の最後まで彼らしい熱い闘いを演じ、勝利を収めます。
会場はもう大盛り上がりで、
あー、もう二度とリングでテリーの熱いファイトを見ることは無いんだ…
という惜別の思いとあいまって、
去り行くテリーに惜しみない賞賛の声援を送ります。
テリーは、しきりに観客に向かって、
フォーエバー、フォーエバーと叫んでいますが、
実は、この1年後、彼は不死鳥のようにリングに復活します(^_^;)
そして更に、その後何度か引退するのですが、
その度に不死鳥のように復活(笑)
それはあたかも卸販売の靴屋の
定期的に行われる閉店売り尽くしセールのような趣があり、
えっ!閉店しちゃうの?と慌てて駆けつけて買ったのに、
しばらくすると、新装開店のチラシが
何事もなかったかのように新聞の折り込みに入っている、あれです。
テリーは引退するたびに、フォーエバーを絶叫し、リングを去ってゆくのですが、
全てをフォーエバーで誤魔化しているきらいもあります(^_^;)
いや、もしかしたら我々の方で、
彼のフォーエバーの意味を取り違えていたのかもしれません。
フォーエバーの真意とは「絶対(永遠)にプロレスやめへんで」(テキサス訛りを関西弁に翻訳)
という意味の叫びではなかったのかと…(^_^;)
まあ、たとえ、そういう意味であったとしても、
彼が不屈のテキサスブロンコをもつ「熱い」男であること、
これは確かに間違いないとはいえるのではないでしょうか。