【絵画】「婚礼の光」シャガール

 

 

 

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久しぶりにプロフィールの絵を掛け替えようと思います。

今回の作品はシャガール「婚礼の光」。

シャガールというと、馬か山羊かニワトリの横顔に、

ふわふわ浮いている人間のワンパターンの絵ばかりですよね。
と言う女性が身近にいます。
そんな輩には、怒りのテキサスブロンコをお見舞いしたいところですが、
１００倍返しに遭うので止めておきます(^_^;)

シャガールには白い絵もあれば黄色い絵もあり、また赤い絵もありますが、
やはり彼の一番美しい色は青だと思います。
ステンドグラスのような深く美しい光を放った青の世界がそこにはあります。

それは夜明けの直前の一瞬の刹那にだけ見ることができる
地球の円さを感じさせる深い青にも似ています。
その美しい青の背景に、陽の光の黄色と花嫁の白いウエディングドレスがとても映えて
調和しています。

自分は前々から寝室にこういう作品が掛けてあったらいいなと思っていましたが、
そう、シャガールの青の世界は、夜明けのまどろみの中に見る
最も静かで安らかな世界に存在する美しい青なのかもしれません。



実を言いますと、

この作品、本日、その実物をチューリッヒ美術館展で見て参りました。
http://zurich2014-15.jp/
たまたま知人からチケットをいただきまして

縁がありましたね。

モネ、ゴッホ、ゴーギャン、ピカソ、ダリ、キリコ、ムンクなど、
素晴らしい個性的な作品に触れ、感じるところ大でしたので、
また、ちょこちょこと、観た作品の記事を書くと思います。
時代的にも前回のオルセー美術館展の印象派の次の時代の作品ですので、
時系列的にもちょうど分かり易いのではないかと思います。
どうぞお楽しみにしていてください。