【テレビ番組】アノマロカリス的特撮番組
この記事は、正月に実家で甥と一緒に、
なつかしの世代別特撮特集のテレビ番組を見て思いついたものです。
1970年初頭、子供向けの特撮番組は仮面ライダーなどの成功により、
多くの制作会社が、我も我もと制作に乗り出し、1970年代半ばに爆発的な増殖を迎えました。
それはあたかも地球のカンブリア期に生物が酸素を取り込むことにより、
その種類を爆発的に増やしたことと似ています(^_^;)
カンブリア期に現れ、栄えた生物の中には、
何らかの理由で今にその系統を伝えていない種も数多くあります。
その中には現在では考えられないユニークな生物もおり、
画像のアノマロカリスという生物もそのひとつです。
そこで今回はそれになぞらえて、
その当時放映されて、現在では系統が途絶えてしまったユニークな特撮番組を
アノマロカリス的特撮番組と称して、いくつか紹介したいと思います。
「忍者キャプター」
現在、戦隊ものというのは通常5人と相場が決まっていまして、
キャラクターも、赤はイケメンリーダー、青はクールガイ、緑は若手、ピンクは女性、黄色は太った人、
というようにそれぞれ個性が散らばるように配置されています。
で、子供の頃、自分も戦隊ごっこなどをしてよく遊んだものでしたが、
30歳を過ぎた頃、ふと、その子供時分のことを思い出して、
あー、自分ももうおっさんになりかけだから、
戦隊もののメンバーに入れない年齢になってしまったなと、
つい、寂しさを感じたものです。
しかし、全国3000万おっさんの皆様、お待たせ致しました(^_^;)
戦隊もので、おっさんがメンバーに含まれているものを見つけたのです。
それがこの「忍者キャプター」です。
メンバーは7人ですが、オープニング映像をみる限りでは、
イケメンリーダー、若手その1、若手その2、太った人、女性、外国人枠、おっさんの7人です。
しかし、全国3000万おっさんの皆様、お待たせ致しました(^_^;)
戦隊もので、おっさんがメンバーに含まれているものを見つけたのです。
それがこの「忍者キャプター」です。
メンバーは7人ですが、オープニング映像をみる限りでは、
イケメンリーダー、若手その1、若手その2、太った人、女性、外国人枠、おっさんの7人です。
おっさんの色はオレンジで、リーダーの赤の中間色ということで、
サブリーダーというところでしょうか。
年長者ゆえ寡黙で思慮深く、若手の頼れる後見役かと思いきや、
専らギャグ担当であったようです(笑)
しかし7人というのは、いかんせん画面が手狭に感じ、
1人ずつの名乗りをするのにも時間がかかりますし、
7人が車に乗っている様子は、定員オーバーの感をぬぐえません。
というわけで7人戦隊というのは淘汰され、以降見ることはなくなってしまいました。
それと同時に戦隊もののおっさん枠も残念ながら消滅してしまいました(-.-;)
専らギャグ担当であったようです(笑)
しかし7人というのは、いかんせん画面が手狭に感じ、
1人ずつの名乗りをするのにも時間がかかりますし、
7人が車に乗っている様子は、定員オーバーの感をぬぐえません。
というわけで7人戦隊というのは淘汰され、以降見ることはなくなってしまいました。
それと同時に戦隊もののおっさん枠も残念ながら消滅してしまいました(-.-;)
「バトルホーク」
この特撮の何がすごいって歌が凄いんです。
オープニングの出だしがいきなり
「真っ赤なタイツ 地をかける」
ひとつ間違えれば変な人ですよ(^_^;)
ところで真っ赤なタイツというのは、誰が着ているのかというと、
センターのイケメンリーダーが着ているわけですが、
この時代、このようなタイツファッションは受け入れられるものだったんでしょうか。
オープニングをよく見てみると、
敵の戦闘員も紫色のタイツを着用しています。
まあ、言ってみれば、タイツvsタイツの闘いです。
しかし、それにしても敵味方の作り物感は、
ちょっとヒドいものがあります(-.-;)
なんでも当時石油ショックにより日本の高度成長に終止符が打たれ、
制作費が大幅に削減されたためということだそうです。
このチープな感じは、いかんともし難く、人気も今ひとつだったようです。
しかし、この作品、原作者はなんと永井豪さんです。
アニメのマジンガーZやデビルマンでできたことを、
なぜ特撮のバトルホークでできなかったのか。
永井豪原作の特撮ものは、石森章太郎原作ものに
圧倒的に凌駕されてしまいました。
返す返すも残念なことです。
ただ、荒削りな感じのオープニングの主題歌がいいですね。
最後雄叫びで歌が終わるなんて斬新です。
http://www.youtube.com/watch?v=i0g25r5agwE
ひとつ間違えれば変な人ですよ(^_^;)
ところで真っ赤なタイツというのは、誰が着ているのかというと、
センターのイケメンリーダーが着ているわけですが、
この時代、このようなタイツファッションは受け入れられるものだったんでしょうか。
オープニングをよく見てみると、
敵の戦闘員も紫色のタイツを着用しています。
まあ、言ってみれば、タイツvsタイツの闘いです。
しかし、それにしても敵味方の作り物感は、
ちょっとヒドいものがあります(-.-;)
なんでも当時石油ショックにより日本の高度成長に終止符が打たれ、
制作費が大幅に削減されたためということだそうです。
このチープな感じは、いかんともし難く、人気も今ひとつだったようです。
しかし、この作品、原作者はなんと永井豪さんです。
アニメのマジンガーZやデビルマンでできたことを、
なぜ特撮のバトルホークでできなかったのか。
永井豪原作の特撮ものは、石森章太郎原作ものに
圧倒的に凌駕されてしまいました。
返す返すも残念なことです。
ただ、荒削りな感じのオープニングの主題歌がいいですね。
最後雄叫びで歌が終わるなんて斬新です。
http://www.youtube.com/watch?v=i0g25r5agwE
「ダイヤモンド・アイ」
まず見てまっさきに感じるのが、ヒーローの顔のインパクト。
目にすごいカラットのダイヤモンドが埋め込まれた異形のヒーローです。
通常特撮ヒーローものというのは、
主人公自身が変身するというパターンが主流なのですが、
この作品は正義感あふれる人間が、
ダイヤモンドの精霊であるダイヤモンド・アイを召喚して、
共に悪と闘うというストーリーになっているそうです。
ヒーローに任せきりにすることなく、
人間が共に闘うって、なかなかいいストーリーだと思いません(^_^;)?
なぜこのパターンが廃れてしまったのか…とても残念です。
ダイヤモンド・アイについては、
その内容をオープニングの歌詞から推察すると、
どうもアラビアからわざわざ来て、悪と戦ってくれているようです。
召喚されて、その姿を現すというのは、
アラビアン・ナイトのアラジンの魔法のランプにヒントを得ているんでしょうね。
あと入手した特徴としては、
「大きな音、寒さ、熱に弱い。光が無いと戦えない一方、光が強過ぎると逆に力を失う。」
なんだか扱いが難しいヒーローだなあ(-.-;)
http://www.youtube.com/watch?v=HA3WsxaYGZE
まず見てまっさきに感じるのが、ヒーローの顔のインパクト。
目にすごいカラットのダイヤモンドが埋め込まれた異形のヒーローです。
通常特撮ヒーローものというのは、
主人公自身が変身するというパターンが主流なのですが、
この作品は正義感あふれる人間が、
ダイヤモンドの精霊であるダイヤモンド・アイを召喚して、
共に悪と闘うというストーリーになっているそうです。
ヒーローに任せきりにすることなく、
人間が共に闘うって、なかなかいいストーリーだと思いません(^_^;)?
なぜこのパターンが廃れてしまったのか…とても残念です。
ダイヤモンド・アイについては、
その内容をオープニングの歌詞から推察すると、
どうもアラビアからわざわざ来て、悪と戦ってくれているようです。
召喚されて、その姿を現すというのは、
アラビアン・ナイトのアラジンの魔法のランプにヒントを得ているんでしょうね。
あと入手した特徴としては、
「大きな音、寒さ、熱に弱い。光が無いと戦えない一方、光が強過ぎると逆に力を失う。」
なんだか扱いが難しいヒーローだなあ(-.-;)
http://www.youtube.com/watch?v=HA3WsxaYGZE
これら3作品は全て1970年代半ばに放映されたもので、
現在40代後半から50代くらいの方々がリアルタイムで見ていた世代になります。
いずれも再放送されなかったのか、
今までに自分はひとつも見たことがないんです。
自分的には、このような雑多な個性的なヒーローは、
発想の妙を感ずるところもあって、とても愛着を感じるところがあります。
ただ本放送から40年近くの月日の流れは感じざるをえず、
見ていて、あれ?これって日本以外の東アジアの特撮ものかな?
と思ってしまう瞬間があります(^_^;)