らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

【10月総括】

 


 
 
 
昨日こそ
早苗(さなえ)とりしか
いつのまに
稲葉そよぎて
秋風の吹く


詠み人知らず


つい昨日
田植えをしたと思っていたのに
いつの間にか
稲の穂が重そうに垂れ
秋の風が(その稲葉をそよがせて)吹いている



早いもので今年もあと2ヵ月足らずとなってしまいました。
もう11月も半ばなんですけど、遅まきながら10月の総括を(^_^;)

10月もなんだかんだで忙しく、なかなか記事が書けず、
今までの最低である6記事しか掲載することができませんでした。
が、しかし、今後の広がりという意味で、
得るところの多い、出会いのあった月でもあったと思います。


10月の読書は
「あんぱんまん」やなせたかし
母をたずねて三千里エドモンド・デ・アミーチス
「台風」与謝野晶子
赤毛のアン」L・M・モンゴメリ
の4作品でした。

10月は青空文庫収録の作品にとらわれず、
幅広い作品を読書した月でした。

「あんぱんまん」、アニメとは全く異なる雰囲気の、この絵本、
機会があればぜひご覧になっていただきたいと思います。
今までとは違ったあんぱんまんの静寂な世界を体験していただけると思います。

母をたずねて三千里」「赤毛のアン」は、
子供の頃、アニメを見てその後、原作に触れたものですが、
アニメと原作を見比べると、
アニメ制作者、今のジブリで活躍している高畑勲さんや宮崎駿さんらの
創意、工夫、発想のようなものがよく読み取れて、非常に面白く感じました。
やはり、世に出るべくして出た人達であったなと思います。

ところで親しくさせていただいているブロ友さん達の情報から、
赤毛のアンを翻訳した村岡花子さんの物語が、
今の朝ドラ「ごちそうさん」の後番組「花子とアン」として放送予定で、
村岡花子さんの故郷山梨では、すでにロケが始まっているそうです(^^)
乞うご期待ですね。


【人物列伝】

「ジョージ・フォーダイス 自らを実験台にした科学者達」を取り上げました。

科学者というのは知性も優れていないといけませんが、
体力も人並みずば抜けてないと務まらないなと
つくづく感じました(^_^;)
そうでなければ、亜麻袋を何度も飲み込んだり、
120℃の高熱に耐えるなんて
普通の体力では絶対無理ですから。
彼らは、ある意味、三国志の武将に勝るとも劣らぬ豪傑だと思いますね(^_^;)


閑話休題

先日、生まれてはじめて銀座の画廊というところに足を踏み入れたのですが、
そこは、自分にとって意外に心地よい空間でした。
だだっ広い美術館と異なり、ほんの小さな空間なのですが、
ある意味、茶室に似て、
ひとつの完結した空間を形成しているといいますか。

展示されている作品においても、
お邪魔した兜屋画廊さんのホームページを見ますと、
絵画、陶芸、彫像など様々な芸術作品の、
新しいものを造ろうという強い遺志のようなものが感じられました。

そういうものに刺激を受けた大変有意義な一日となり、
自分自身非常に嬉しく思っています。
強くインスピレーションを感じる展示があれば、
またお邪魔して、記事を書くもしれません。

なお、兜屋画廊さんのこれまでの展示作品については、
同ホームページ「Exhibition」の展覧会ムービーにて視聴可能ですので、
ぜひ一度ご覧になってみてください。


さて今月の予定ですが、
予定を立てても、その通りにいかないことが多いので、
徒然草ではないですが、徒然なるままに行きたいと思っています(^^;)

今月は、なにがなんでも映画「風立ちぬ」を見に行きたいんですが、
その前に宮崎駿作品の記事をひとつ書きたいと思っています。

あっ、あと秋にまつわる記事もちょっと書いておきたいですね、ぜひ。

それではいつものお願いではありますが、今後とも何とぞよろしくお願いいたします。