【美術】特別展 三国志6 横山光輝三国志と人形劇三国志
特別展 三国志最後の記事となります。
自分と三国志との出会いは小学生の頃、横山光輝三国志の漫画でした。
学校に漫画を持っていますと、たちまちクラスの男子の間で回し読みとなり、
ちょっとした三国志ブームに。
小学校の卒業文集には尊敬する人、諸葛孔明、趙雲子龍、関羽雲長などといった
三国志登場の面々がずらりとラインナップされることに(笑)
あと関羽が処刑される回を見た時、体調が悪くなって、
次の日学校を休んだエピソードなど(^_^;)
多々ありますが
詳しくはこちらをご覧ください。
そんなこんなで三国志ファンを半々世紀はやっていますので、
横山光輝三国志全60巻は全部諳んじて言えます(´ 3`)
そしてどのコマがどこのシーンかということを全て言い当てることができます。
例えば、
1巻で行商をしていた劉備が母に高価なお茶を買い求めるシーン。
その後、母が一族の出自を告白するシーンに続くのですが。
右はいわずとしれた1巻桃園のちかい。
左は赤壁で退却する曹操を張飛が追撃するシーン。26巻。
グリーンの呂布の「だまれ」Tシャツ
11巻で劉備と袁術の争いを呂布が仲裁した際の一喝のシーン。
などなど。
そういえば YouTube で、横山光輝を題材にした面白い画像を発見しました。
これは全60巻を暗記していないと出来ない芸当です。
そして、麻雀のくだりはまさに神業(@_@;)
できる!
これほどの男がなぜ足軽をしている(-_-;)
今回嬉しかったのは、横山光輝三国志の原画が展示されていたこと。
もう半世紀ほど前の作品ですが、
黒塗りの部分がみずみずしく感動を新たにしました。
そして人形劇三国志の人形たち。
曹操が悪、劉備が善という完全な勧善懲悪もののストーリーだったのですが、
川本喜八郎さんによる人形はまるで呼吸をして生きているような。
特に諸葛亮の人形は神々しくすらあります。
自分のイメージする諸葛亮に最も近いものです。
意外に派手で良かったのが、南蛮王孟獲。
床の間に飾るなら孟獲でもいいかも。
さて、特別展 三国志について色々書いてきましたが、
自分が紹介したものは展示してあるもののごく一部に過ぎません。
9月半ばまで上野で開催されていますので、
興味のある方は是非行かれることをお勧めします。
この後、10月からは福岡で開催予定ですので、
そちらの方は楽しみに待っておられると良いと思います。
https://sangokushi2019.exhibit.jp/
なお、どうしても行くことができないという方にも、
実は図録が通販で手に入れることができます。
確かに実物を見るに越したことはないのですが、
この図録でも十分に雰囲気を窺い知ることができますし、
解説が端的で優れています。
自分は美術展で買う図録の解説などはまともに読んだためしがないのですが、
今回に限ってはじっくりと読みふけってしまいました。
もしよろしかったらお求めになってみてください。
最後にミュージアムショップでみた面白いグッズを紹介します。
書ける竹簡
このどちらかを玄関の暖簾にしたい!と思いましたが、
残念ながら売り物ではありませんでした。
黄巾賊バンダナ
これ欲しい!
頭に巻いて、夜にバイクもしくは自転車で走ります(´ 3`)
特別展 三国志の記事は以上です。
読んでいただいてありがとうございました。