らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

【6月総括】

 
 

 
 
 
 
 
紫陽花を
愛でる間もなく
夏来せり


6月は会社の仕事が非常に忙しく、
少々ブログはサボり気味でした(-.-;)
天気が悪いと気圧が低く、どうしても持病の頭痛が悪化することもあり、
ずつない(名古屋弁?調子が悪いとか苦しいという意味です)状態が続きました。
が、それなりに充実した記事が書けたのではないかと思っています。

なお、自分、紫陽花が大変好きなんですが、
花言葉を調べてみたら、
「移り気」「高慢」「あなたは美しいが冷淡だ」
「無情」「浮気」「自慢家」「変節」「あなたは冷たい」
などロクなものがないんですよね。
花言葉って誰が決めたんでしょうか(^^;)


さて6月の
青空文庫】は

「字余りの和歌俳句」正岡子規
太宰治情死考」坂口安吾
太宰治との一日」豊島与志雄

の3作品でした。

6月18日は太宰治の桜桃忌ということで、
それにまつわる2作品を取り上げました。
一般に太宰治の死は女性との情死といわれていますが、
2つの作品を通じてその実情のようなものが
多少は明らかになったでしょうか。
まあ究極には、男女の仲は
本人達にしかわからないところはありますけれども。

今後も機会がありましたら、
こういう時事ネタの作品を取り上げたいと思います。



【短歌俳句】

今月は富士山の世界文化遺産登録をきっかけに、
富士山を畏敬する高橋虫麻呂長歌と、
さだまさしさんの「防人の詩」のきっかけとなった
詠み人知らずの歌などを紹介しました。

どちらも雄大な自然をテーマとする歌でしたが、
古代人の自然に接する感じ方、考え方が、
よくわかる作品だったのではないかと思います。

さて、長らく掲載させていただいた万葉歌のシリーズですが、
あと1回分記事を掲載させていただいて、
一旦終了させていただこうと思います。
皆さん、熱心に読んでいただいて本当にありがとうございました。


クラシック音楽

ジャクリーヌ・デュプレという女流チェリスト
生涯及びその演奏を紹介しましたが、
いかがでしたでしょうか。

なお、7月には、自分の敬愛するもうひとりの演奏家の記事を書こうと思っています。
ある意味、デュプレとは真逆の天才といえるかもしれません。
あ楽しみに。

【テレビ番組】

ドラマシリーズ細々と続いております。
紹介した「誘惑」見たいんですけど、どこにもないんですよね(^_^;)
友達が悶え苦しんでいたシーンがどんなだったか、
もう20年間探し続けているんですけども(^^;)

このドラマシリーズもあと2回くらいが限界かと思います(-.-;)



さて7月ですが、
7月8月は夏休みで皆さんお出かけになることも多いと思いますので、
【旅】記事のシリーズを始めたいと思います。
あと、やはり夏は暑いので(^_^;)
小難しい記事はなるべくやめて
楽しくて笑える記事を多く書きたいですね。
青空文庫のカテゴリーにしても
楽しい作品を選んで読んでみようかと思います。
あと閑話休題のカテゴリーでも、
面白い話題をどんどん取り上げたいと考えています。



ところで冒頭の紫陽花の写真、よく撮れてますでしょ(^^)
これは日頃から仲良くしていただいているブロ友さんからお借りしたものなんです。
作品を見ていると、
彼女がファインダー越しにじっと対象をのぞいて、
一番被写体が輝いている瞬間を、
静かに捉えようとしている息遣いが感じられるといいますか…
何を撮りたいか非常にはっきりした素晴らしい写真に出来上がっていると思います。
記事もそうですけど、あれもこれもと欲張ると
結局記事の焦点がぼやけてしまって、
何が言いたいのか、何を感じたのか、何を思ったのか
読み手にわからなくなってしまうことがあります。
そういうこと意味で、自分が記事を書くうえでも
非常にお手本になる写真が多く、
いつもよい刺激をいただいています。


それでは、今後とも当ブログを、何とぞよろしくお願いいたします。