らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

【閑話休題】来るべき十数年後の自分像 未来編

 
先日、お話した、来るべき十数年後、魅力的なナイスミドルとなるため、
次なる目標と設定した人物とは、
この人です。
http://www.youtube.com/watch?v=5KtLLBjMp2g

この渋いナイスミドル、そう、今は亡き俳優天知茂さんです。

往年の俳優さんは総じて非常に貫禄があるので、
60歳くらいまでに到達できればいいかなと(^^;)

経歴については、詳しくはWikipediaを参照して欲しいのですが、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E7%9F%A5%E8%8C%82
その中に、
「独特の美貌と眉間のしわは、マダムキラーの異名を持ち」
「ニヒルの代表格で当時の代名詞的存在であった」
とあります。

眉間のしわがマダムキラーの武器…

奥さん、御安心ください、と肩を軽く抱きながら、
天知さんが眉間にしわを寄せると、女性は、おおっと思うんでしょうか(^_^;)

ちょっと女心を計りかねるところがありますが、
なるほどそういうことですか。

ならば自分も…と鏡の前で眉間にしわを寄せてみると、
天知さんのように、なかなかきれいに深い縦じわができない…
皺(しわ)というよりも、なんというんでしょうか…
カニの甲羅のくしゃくしゃっとした模様といいますか…
ひょっとしたら自分、眉間の部分の皮が薄いんでしょうか(^_^;)

何度も眉間のしわを試みましたが、そのうち頭が痛くなってきました(-.-;)

というわけで眉間のしわは、一旦保留して、
次はニヒルから攻めてみようと。

ヒルってなんだ?って、
最近はあまり聞かれなくなった言葉ですよね。
辞書をみると、虚無的、虚無主義的とあります。
これだけでは今ひとつわかりにくいのですが、
イメージ的には、孤独を愛し、物事に動じず、いつも冷静で余裕がある、
というような印象があります。

自分は孤独を愛するというわけでも、憎むというわけでもないんです。
どちらでもない…というか普通です。
魅力というものは、得てして、どちらかに突き抜けているもので、
普通というのが、こういう場合一番ダメなんですよね。

あと、物事に動じず、いつも冷静で余裕がある、ということについては、
自分、意外に慌てることもありますから(^^;)
ヒルを極める道はまだまだ遠いですねえ~(-.-;)

あと天知さんて男の色気みたいなものがありますよね。
なんというか青系紫系の絡みつくような独特の色気が…

自分は悪い意味で、極めて健康的で、色気が全くないんです(^_^;)

眉間のしわ、ニヒル、男の色気…
天知さんに備わっているものを何一つとして自分は備えていない。

一歩ずつ頑張るしか…

まずとりあえず最初は眉間のしわから…
毎日少しずつ練習すれば
1年くらいで、百円玉くらい眉間に挟めるようになるかもしれない…


とまあ半ば冗談みたいな感じで、話を進めてきましたが、
やはり四十代五十代というのは、
今まで心の中に蓄えたものが、
顔にも滲(にじ)み出てくる年代だと思うんです。

若い時は皆ツルッとしていますので、
そういう差はあまり感じませんけれども、
これからは、何を考え、何をしてきたかということが、
顔の表情やしわのひとつひとつに現れてくるといいますか。

若い時にハンサムや美人で注目を浴びても、
中高年になってその魅力を失ってしまうこともあります。
その逆もまた然り。

そういう意味で、今後十数年で、
自分が感じてきたもの、考えてきたもの、実行してきたものが、
自分の雰囲気の中に、独特の味として漂うようになればと願っています。
それに+αで、ニヒルで、色気もあり、魅力的な縦じわも寄るようになれば、
言うこと無いわけで(^_^;)