【旅】行き帰りの道すがらにて 車編
旅と申しますものは(ここで旅とは、観光、帰省など諸々を含みます)、
その行き帰りの道すがらにも、
その行き帰りの道すがらにも、
いろいろな出会いや出来事があるものです。
そこで今回は、今までの旅の道すがらであったお話を、
いくつか紹介したいと思います。
今回は車編です。
「白煙をあげて」
あれは、大学生の夏休み、車で名古屋に帰省しようとした時のこと。
そうなんです。
90年代半ばの大学生は、普通に自分の車を持ったりしてました。
今となっては非常に贅沢なことだったと思いますけれども(^_^;)
で、軽快に東名高速下りをひた走っておりましたが、
トンネルの手前で、いきなり
ガコンガコンと大きな音がしたかと思うやいなや、
なんとエンジンルームから、真っ白な煙が吹き上げ始めました。
慌てて車を止めようと思ったのですが、
時すでに遅し。
車はトンネルの中に突入してしまいました。
トンネルの中で停止するのは、爆発でもしたら怖いので、
とにかくトンネルを抜けたところで車を止めようと、
そのまま車を走らせました。
白煙はどんどん湧いてきて、
まさに車が煙に包まれている状態。
追い抜いてゆく車が、白煙に包まれながら、
必死の形相で運転する自分を見て、
かなりびびってました。
そりゃそうですよね(^_^;)
まもなく無事にトンネルを抜け、車を直ちに停止。
助けを呼びに、高速道路に一定距離ごとに設置してある緊急電話に走りました。
高速道路の路肩を走るのは、
なんだかカッコ悪いなと思いながら、走ったのを覚えています。
ほどなく事故処理車が到着。
来てくれたお兄さんの話では、
エンジンの冷却水をストックする部分のふたが、
何らかの事情で破損し、それが水蒸気となって漏れたのだろうとのこと。
現場に到着したお兄さんは、無線で状況を報告すると
高速道路の電光表示には
そこで今回は、今までの旅の道すがらであったお話を、
いくつか紹介したいと思います。
今回は車編です。
「白煙をあげて」
あれは、大学生の夏休み、車で名古屋に帰省しようとした時のこと。
そうなんです。
90年代半ばの大学生は、普通に自分の車を持ったりしてました。
今となっては非常に贅沢なことだったと思いますけれども(^_^;)
で、軽快に東名高速下りをひた走っておりましたが、
トンネルの手前で、いきなり
ガコンガコンと大きな音がしたかと思うやいなや、
なんとエンジンルームから、真っ白な煙が吹き上げ始めました。
慌てて車を止めようと思ったのですが、
時すでに遅し。
車はトンネルの中に突入してしまいました。
トンネルの中で停止するのは、爆発でもしたら怖いので、
とにかくトンネルを抜けたところで車を止めようと、
そのまま車を走らせました。
白煙はどんどん湧いてきて、
まさに車が煙に包まれている状態。
追い抜いてゆく車が、白煙に包まれながら、
必死の形相で運転する自分を見て、
かなりびびってました。
そりゃそうですよね(^_^;)
まもなく無事にトンネルを抜け、車を直ちに停止。
助けを呼びに、高速道路に一定距離ごとに設置してある緊急電話に走りました。
高速道路の路肩を走るのは、
なんだかカッコ悪いなと思いながら、走ったのを覚えています。
ほどなく事故処理車が到着。
来てくれたお兄さんの話では、
エンジンの冷却水をストックする部分のふたが、
何らかの事情で破損し、それが水蒸気となって漏れたのだろうとのこと。
現場に到着したお兄さんは、無線で状況を報告すると
高速道路の電光表示には
「事故車あり 通行注意」
とのアナウンスが。
当時、アホな大学生だった自分はひそかに、
「おー、これ、自分のことじゃん」
とちょっと感動。
本当にすみませんでした(-.-;)
しかし、この後、もうひと波乱が…
インターを下りた最寄りの自動車修理場に、車を持ち込んだのですが、
その日のうちに修理できないというので、
諦めて最寄りのJRの駅から電車で帰ることに。
しかし、運悪く、ちょうど新幹線が、事故でストップしており、
そちらの客が普通電車に流れてきて、
ちょっとした通勤電車状態。
自分は車で帰省するつもりでしたから、
重たい本や、なぜか本を読むための折りたたみ式の机なども持ち込んでおり、
それをかかえて、延々数時間立ったまま名古屋まで(^_^;)
悲惨でした(^^;)
でも、もうちょっと走っていたら、
事故多発の日本坂トンネルという、日本有数の長いトンネルに入っていたんです。
そこで、アクシデントがなかったことは幸いだったのかもしれません。
当時、アホな大学生だった自分はひそかに、
「おー、これ、自分のことじゃん」
とちょっと感動。
本当にすみませんでした(-.-;)
しかし、この後、もうひと波乱が…
インターを下りた最寄りの自動車修理場に、車を持ち込んだのですが、
その日のうちに修理できないというので、
諦めて最寄りのJRの駅から電車で帰ることに。
しかし、運悪く、ちょうど新幹線が、事故でストップしており、
そちらの客が普通電車に流れてきて、
ちょっとした通勤電車状態。
自分は車で帰省するつもりでしたから、
重たい本や、なぜか本を読むための折りたたみ式の机なども持ち込んでおり、
それをかかえて、延々数時間立ったまま名古屋まで(^_^;)
悲惨でした(^^;)
でも、もうちょっと走っていたら、
事故多発の日本坂トンネルという、日本有数の長いトンネルに入っていたんです。
そこで、アクシデントがなかったことは幸いだったのかもしれません。
「フジヤマを超えた?」
あれは、大学生の夏休み、
バイト仲間と富士急ハイランドに行った時のこと。
友達の2台の車に分乗し、
男5人女3人で1泊2日で遊びに行きました。
泊まった温泉宿で、女性陣の風呂が長すぎて、
男全員待ちぼうけをくらい、
せっかくの料理が冷めたなどという
些細なことは、もはや申しますまい。
とにかくフジヤマというジェットコースターに乗りたくて行ったのですが、
2日間とも雨模様で、残念ながらフジヤマは運休。
仕方がないので、乗れる乗り物で、とりあえず遊んで、
またの機会ということで、富士急ハイランドを後にしました。
帰りは次第に雨足が強くなり、ちょっとした土砂降りに。
自分の乗った車は、男3女1で、自分は助手席後ろに座り、隣は女の子でした。
ところがもう1台の車が新車で、スピードを飛ばす飛ばす。
かたやこちらは中古のカローラでしたから、
あっという間に見えなくなってしまいました。
自分達は、雨も降っているし、ゆっくり行こうと言ったのですが、
運転者の友人は、なぜか追いつこうと焦っていました。
自分達は再三、彼にゆっくり行くように促しましたが、
しかし、その瞬間、水の溜まった道路の轍
(積載量オーバーの車が通るので、
あれは、大学生の夏休み、
バイト仲間と富士急ハイランドに行った時のこと。
友達の2台の車に分乗し、
男5人女3人で1泊2日で遊びに行きました。
泊まった温泉宿で、女性陣の風呂が長すぎて、
男全員待ちぼうけをくらい、
せっかくの料理が冷めたなどという
些細なことは、もはや申しますまい。
とにかくフジヤマというジェットコースターに乗りたくて行ったのですが、
2日間とも雨模様で、残念ながらフジヤマは運休。
仕方がないので、乗れる乗り物で、とりあえず遊んで、
またの機会ということで、富士急ハイランドを後にしました。
帰りは次第に雨足が強くなり、ちょっとした土砂降りに。
自分の乗った車は、男3女1で、自分は助手席後ろに座り、隣は女の子でした。
ところがもう1台の車が新車で、スピードを飛ばす飛ばす。
かたやこちらは中古のカローラでしたから、
あっという間に見えなくなってしまいました。
自分達は、雨も降っているし、ゆっくり行こうと言ったのですが、
運転者の友人は、なぜか追いつこうと焦っていました。
自分達は再三、彼にゆっくり行くように促しましたが、
しかし、その瞬間、水の溜まった道路の轍
(積載量オーバーの車が通るので、
道路のアスファルトがへこんで水が溜まってしまうのです)
にタイヤが取られて、大きくスリップ。
自分の乗っていた車は制御を完全に失い、
時計と反対回りにくるくるとスピンし始めました。
その時、左前方を走っていたベンツに、
スピンしながら、みるみる接近していったのを、
映像として、はっきり覚えています。
やがて、ベンツの右後方部に当たり、
はじかれるように今度は時計回りにスピン。
その時の車内の様子というのは不思議なんです。
自分は助手席の背もたれに、しっかり掴まっていたのですが、
隣に座っていた女の子は、
スピンの遠心力でドアの方ドアの方へと押し出される感じで、
危ないので、自分は彼女をこちらに引き寄せようと手を伸ばすのですが、届かない。
声を出そうとしても出ない。
なにかスローモーションの世界のようで、
実際、たかだか数秒間の出来事だったのでしょうね。
苦痛に歪んだ同乗者達の顔、
くるくると回転しながら見える外の景色。
非常に鮮明に覚えています。
やがて中央分離帯に乗り上げる形で、やっと停止。
奇跡的に誰にも、ケガやムチ打ちなどの後遺症なく、
巻き添えにしてしまったベンツも大丈夫でした。
その後の修理の賠償なども、
なんとか保険などでスムーズに済んだそうです。
昼過ぎの高速道路で、交通量が少なかったことも幸いしました。
すぐ後ろに大型トラックでもいたら、
大惨事になっていたかもしれません。
なお、その時遊びに行った友達とは、いまだに付き合いがあります。
その中の男女一組は結婚しました。
事故の時、隣に座っていた女の子とはどうなったんだ、ですか?
丸々とした白い陶器の人形のような感じの女の子でしたが(^^;)、
残念ながら?そのような仲になることはありませんでした(^_^;)、
しかし、その後も彼女とは、バイト先で様々なアクシデントを共に?乗り越えました。
また、その話をすることもあるでしょう。
それはまた後日にでも。
このように車とは動いている時には、非常に便利なものですが、
一旦アクシデントに見舞われると
極めて厄介な代物となります(-.-;)
皆様も車の整備及び運転などなど
くれぐれもお気をつけになられますように。
にタイヤが取られて、大きくスリップ。
自分の乗っていた車は制御を完全に失い、
時計と反対回りにくるくるとスピンし始めました。
その時、左前方を走っていたベンツに、
スピンしながら、みるみる接近していったのを、
映像として、はっきり覚えています。
やがて、ベンツの右後方部に当たり、
はじかれるように今度は時計回りにスピン。
その時の車内の様子というのは不思議なんです。
自分は助手席の背もたれに、しっかり掴まっていたのですが、
隣に座っていた女の子は、
スピンの遠心力でドアの方ドアの方へと押し出される感じで、
危ないので、自分は彼女をこちらに引き寄せようと手を伸ばすのですが、届かない。
声を出そうとしても出ない。
なにかスローモーションの世界のようで、
実際、たかだか数秒間の出来事だったのでしょうね。
苦痛に歪んだ同乗者達の顔、
くるくると回転しながら見える外の景色。
非常に鮮明に覚えています。
やがて中央分離帯に乗り上げる形で、やっと停止。
奇跡的に誰にも、ケガやムチ打ちなどの後遺症なく、
巻き添えにしてしまったベンツも大丈夫でした。
その後の修理の賠償なども、
なんとか保険などでスムーズに済んだそうです。
昼過ぎの高速道路で、交通量が少なかったことも幸いしました。
すぐ後ろに大型トラックでもいたら、
大惨事になっていたかもしれません。
なお、その時遊びに行った友達とは、いまだに付き合いがあります。
その中の男女一組は結婚しました。
事故の時、隣に座っていた女の子とはどうなったんだ、ですか?
丸々とした白い陶器の人形のような感じの女の子でしたが(^^;)、
残念ながら?そのような仲になることはありませんでした(^_^;)、
しかし、その後も彼女とは、バイト先で様々なアクシデントを共に?乗り越えました。
また、その話をすることもあるでしょう。
それはまた後日にでも。
このように車とは動いている時には、非常に便利なものですが、
一旦アクシデントに見舞われると
極めて厄介な代物となります(-.-;)
皆様も車の整備及び運転などなど
くれぐれもお気をつけになられますように。