らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

【テレビ番組】水戸黄門

 
水戸黄門が今回のシリーズで終了するそうです。
足かけ42年全43部。
日本全国を何十周も行脚して悪人を懲らしめてくれて本当にご苦労様でした。

この自分、水戸黄門のそれほど熱心な視聴者ではありませんが、
最近偶然なんとなく通して見たことがありました。

まず驚いたのは里見浩太朗黄門様のどうらんの濃さ。
遠目から見ると、どうらんの厚みでマネキンにすら見えます。
その顔が画面にチラつくと気になってストーリーに集中できない(^_^;)

黄門様の脇を固める面々も悪い意味で若い。
彼らの演技はやたら五月蝿(うるさ)くて落ち着きがない。とくにうっかり八兵衛
賑やかしい演技をしているつもりなのかもしれないけども…

また年配層から支持があるとはいえ、
今や65歳の方でも戦後生まれで、青春時代は昭和40年前後なのだから、
その頃には普通にマンガもあったし、今さら水戸黄門は見ないんじゃないでしょうか。

永遠のワンパターン、永遠の王道の時代劇が終わってしまうのは惜しいですが、
ある意味時代の役目を終えて寿命の尽きた老衰のような気も。

では水戸黄門が最も輝いていた時はいつでしょうか。
個人的には子供の頃見た東野英治郎さんの黄門様。たぶん再放送。
佐野浅夫さん、西村晃さん、石坂浩二さんの黄門様は
ちと容貌がきりりとしすぎて立派すぎる感じがします。
 



 
しかし自分の水戸黄門との一番最初の出会いは実はアニメでした。
知ってる方いますか?

ストーリーはドラマ版とほぼ同じですが、
アニメ特有のデフォルメなどされており、なかなか面白いのです。
印籠を出した時、葵の御紋が金色に輝いて、悪人がその光に包まれて脱力し平伏すとか。

ロボットも改造人間も出ないのに、子供心にかなり一生懸命見ていた記憶があります(^_^;)

オープニングはなかなかの名(迷?)曲…かもしれませんよ(^_^;)

http://jp.youtube.com/watch?v=5f4TbHji8II

でも水戸黄門は腐っても時代劇の古典。
初期シリーズなら再放送してくれればちょっと見たい気もするんだけども。

なんにしても御老公長い間お疲れ様でした。
ラーメンとチーズでも食べてゆっくり過ごしてください(どちらも実際水戸黄門が最初に食したらしいです)。