らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

【美術】三国志 特別展

 

 

さて、5月に行ったクリムト展の記事も書き終わり、
次は何に行こうかというところですが、
今まで記事に書いたことのない、ちょっと変わり種ですが、
こちらに行こうと考えています。

 

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三国志 特別展
https://sangokushi2019.exhibit.jp/

 

そもそも自分の知っている三国志のストーリーというのは、

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横山光輝「三国志」
こういう漫画だったり、

 

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NHK人形劇「三国志
こういうテレビ番組だったりするわけですが、
これらは全て、実際の三国志の時代より1000年ほど後に書かれた三国志演義をベースとしています。

正史の三国志、いわゆる三国時代の次の晋の時代に書かれた公式の歴史書は、
確かに優れた歴史書ではありますが、
司馬遷史記のように登場人物が躍動する感じでもなく、
淡々とした記録という印象は否めませんし、
その人物評についても、著者陳寿の父陳式は、
諸葛亮に軍法違反を咎められ処刑されていることから、
公平の見地から人物評をしているかと言うと、ちょっと疑問符がつかざるを得ません。

というわけで、実際の三国志の時代がどのような時代だったかということを、
その遺物に触れることで、肌で感じてみようと思った次第です。

 

近年魏の曹操の墓が発見されたというニュースが巷を賑わしましたが、

それがもし本当なら、三国志の時代の解明には素晴らしいことです。
今回そこから出土したものも展示されるとのことなので、
ぜひ行ってみて、リアル三国志を体感したいと思っています。

 


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定軍山付近で出土した撒菱 

3世紀三国時代のもの
今でいう敵を足止めするための地雷みたいな兵器です。

 

 

なお、こちらの三国志 特別展のホームページを閲覧していましたら、
展示される遺物もさることながら、
このような面白い試みもなされていました。

 

https://sangokushi-maker.jp/
三国志武将メーカー
もしもあなたが三国志の武将だったら・・

自分の顔の写真を取り込むと、

三国志風の人物に仕立ててくれるというものです。

 


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ちょっとヨン様を思わせるところがありますが(笑)
これが三国志の人物風にした自分です(^_^;)

呉に仕えた人物で、立ち回りがうまいとのこと。

 

呉ですか(-_-;)・・・
あと本当は情義に熱い突貫系の人物が良かったのですけれども(^_^;)

ただ、この句謙なる人物。
自分の本名にも、実は、この謙の字がありまして、他人とも思えません。
1800年前の、生まれ変わる前は、
こんな人物だったんだと思いを馳せております(笑)

 

 

ちなみに、この顔の写真の取り込みの正確度、


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ジョニー・デップでやりますと、
こんな感じです。


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パイレーツ・オブ・カリビアンの画像で、

黄巾賊の残党なんて上手いこと言いますよね。

皆さんもやってみて、1800年前の自分がどんな人物だったかを

確認していただければと思います(笑)
できれば貼ってください(´ 3`)