【謹賀新年】初詣 浅草寺

行って参りました。浅草寺の初詣。
ムンク展を見に行った上野の美術館から、地下鉄で５分ほどのところにある浅草寺。
横浜の自宅からは１時間以上かかり、
初詣として出かけるのにはちょっと躊躇してしまいますが、
今回は上野からということで、ご縁あって行くことができました。

行って来たのは１月４日。
美術展ついでということもあり、いつものAさんと同行です。

三が日は終わっていましたが、
それに勝るとも劣らぬ人の多さにちょっとびっくり。
地下鉄の駅から、大勢の人に揉まれながら、
まず雷門を目指します。

その間、Aさんから浅草寺について質問攻め。

「浅草寺っていつ頃できたの？」

「・・・・」

「浅草寺って何でここに建ってるの？」

「・・・・」

「浅草寺って何宗なの？」

「・・・・」


自分も観光で来た外国人の方とそれほどレベルは変わりません(^_^;)
詳しいことについては、こちらのホームページをご覧ください。
http://www.senso-ji.jp/

そんなこんなで雷門に到着。
入り口からすごい人の賑わいです(@_@;)
今回新たに発見したのは、こちら。

雷門の提灯に松下電器の銘が打ってあります。
松下電器の創設者松下幸之助氏の寄進により
雷門が再建されたことをこの時知りました。
へぇー(・ε・｀ )

仲見世通りに入っても、人の混雑は続きます。
止まることはありませんが、ノロノロでしか前に進めず、
両脇の出店を見ながら歩いて行きました。
着物を着ている外国人の方もちらほら見かけ、お正月らしい雰囲気です。

１０分以上かかって、やっと宝蔵門に到着。
自撮り棒って言うんですか。
それで盛んに写真を撮っている人たちがいます。
どうも外国人の方々のようです。
見ると、欧米系の白人、中国人、韓国人、東南アジア系、人種様々です。
よく考えると、彼らが神道系や仏教系の神社仏閣に参拝するというのは、
世界的に見れば奇妙でもあり面白くもあります。

宝蔵門に入って、スモークになるほど煙を浴びた後、
いざ本殿にお参りに。

写真を見ればわかりますが、
首都圏の朝の通勤時のラッシュ時とさほど変わりがありません(@_@;)

それでも何とかお参りを済ませ、御札を買って、
無事初詣のお参りは終了したのでした。


そして最後におみくじ。
浅草寺のおみくじは凶が多いことで有名だそうです。
調べてみますと１０本に３本が凶とのこと。

日頃から信心深いと自負する寺の家系の自分、
引きの強さで見事大吉を引いてみせようと意気込んで、
えいっと引いてみると、
あっ！？(@_@;)

一方、共連れのAさん、
自分が神と織田信長のようなことを言い出しかねないキャラですから、
神仏の加護があるわけもなく、凶は間違いなし。

どれ見せてみと見てみると、
あれ！？(@_@;)

なにか優しく励まされている（笑）
それに比べて自分は救いがない突き放されている・・

神仏よ、あなたはどこまでこの私に試練を与えるのですか(-_-;)



帰り道の途中、
「なんかおみくじで凶引いてから暗いね。」
「たかがおみくじなんだから気にすることないよ。」
と半笑いで慰めて？くれます。

なぜ信心深い自分が救いようの無い凶で（実質大凶）、
織田信長もどきのAさんが吉なのだ(-_-;)

そのうち、
「私、今日、やせたような気がする。」
と、おみくじに全く関係のないことまで前向きになるAさん。

帰りの電車でAさんはすやすやと安らかに眠っていましたが、
自分はスマホで浅草寺のおみくじについて調べていました。
凶を引いた人の中には、ひどいものがあります。

「家が火事になるような災難があります。」

「誰も寄ってこないでしょう」

「龍が玉を失うように人も希望を失います。」

「牛に尻尾が二つになると失うという字になります。何かを失うでしょう。」


神仏も容赦ないな(-_-;)


横浜に近づいて、パチッと目が覚めたAさん。
自分のスマホを覗き見て一言。

「まだおみくじのこと気にしてるの笑」

くそっ、他人事だと思って(-_-;)

ところでおみくじの内容について、質問されました。
「おみくじの待ち人って何？」

「 待ち人・・行方不明になってた人が現れるって事じゃない？」

「そんなレアな状況、おみくじで言ってるの？」

「あー(^_^;)」


待ち人か・・待ち人って何ですかね（笑）