らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

【テレビ番組】実況シリーズ死闘!少林寺最強の男 鉄棒喉刺し









年末年始にどうしても見てしまう、
今のテレビでは絶対放映されない古き良き時代のテレビ番組。

数年前に見た「原人猿人バーゴン」(^_^;)
https://blogs.yahoo.co.jp/no1685j_s_bach/13638908.html

そして今回見てしまったのはこちらです。

水曜スペシャル「実況シリーズ死闘!少林寺最強の男」


自分が小さい頃、少林寺や中国拳法の番組や映画が大流行しました。
一番最初のきっかけは、ジャッキー・チェンの映画だったように思いますが、
中国はなにせ広大であり、何千年もの深い歴史を持つ国。
特に当時の中国は開放政策で対外にオープンになったばかりで、

まだまだ謎に満ちた国でした。

そんな中、テレビで見た中国拳法の秘奥義「鉄棒喉刺し」。










喉で槍先を受け止めるという拳法の究極の秘奥義ですが、
相手の槍先が喉を貫く瞬間、その理屈は定かではありませんが、
喉元で槍先を受け止め、挙げ句、槍を折ってしまうという荒業(^_^;)

実は最近、当時見た中国武道大会の、その映像を発見し、
自分はどうしても我慢できずに記事にしました(笑)


少林寺南拳の使い手胡賢強VS槍の達人陳弁明。


https://youtu.be/TgrILCRhpOE
とりあえず、こちらの全編の最初の5分ほどを見ていただいて、
だいたいの雰囲気を把握していただきまして笑

https://youtu.be/cKOBzOc7SME
記事で書いている対戦の、こちら最初の2分くらいご覧ください。



戦いの最初から、槍の達人陳弁明は、ものすごいスピーディーな槍さばきで胡賢強を攻撃。
しかし、胡賢強も人間離れした体術で槍先をかわしていく。
舞を舞うかのような二人の攻撃と防御に目を奪われた瞬間、
胡賢強、ちょっと早く仰け反りすぎたのではないかと思いきや笑
陳弁明もそれに合わせて胡賢強の胸板の上に槍を置くようににも見えましたが(^_^;)
とにもかくにも、次の瞬間、信じられない光景が。

確かに喉元で槍先を受け止めている(@_@;)

なぜ人間の一番柔らかい喉でわざわざ槍先を受けなければならないのか(-_-;)
いや、もうそんなことはどうでもいい!

喉元で受け止められた槍は、そうこうするうちにみるみるしなっていく。
とにもかくにも、よくわからないが、
槍はしなりに耐えきれず、真っ二つに折れた!

その反動で思わず陳弁明は前のめりに転がり、
胡賢強とどめの一撃。
ここで勝負あった!

この映像、何度見ても興奮します(@_@;)
年末年始に餅を食べながら、10回くらい見てしまいました(笑)


なお、対戦の前の胡賢強の紹介で、彼の助手が崖の上から石を転がして、
それを飛び越えたり、割ったりというトレーニングのシーンがありますが、
その石は本物の石より軽い発泡スチロールのような・・・いや、そんなことない。
彼の人並外れて鍛えられた肉体が、
発泡スチロールの石のように見せているのだ(^_^;)

なお、そのトレーニングもさることながら、驚くのは当時の上海の様子。
なんとロバの貨車で切り出した石を運んでいます。
現在の世界有数の国際都市上海からは想像もできない、なんともひなびた様子ですが、
この映像は1980年代の、今から30年以上前の映像ですから、
日本で考えても昭和30年頃から平成初めくらいの時代の開きがありますから、30
年の時が経って随分中国は発展したんですね。


それにしても、鉄棒喉刺し。
最初に誰がやろうと言い出したんでしょうか(-_-;)


このシリーズ、次回も続きます笑
胡賢強にこの人が激突します(@_@;)