【旅】久々の北海道!出張だけど
旅好きの自分が、なかなか旅に行くことができずに、
悶々としていた今日この頃というか、この数年間。
突如舞い降りた出張命令。
行き先はなんと久々の北海道!
というわけで3月某日羽田空港から旅立ったのでした。
あまりにも久々の飛行機で、チケットの買い方もおぼつかなかった自分(^_^;)
羽田から新千歳まで飛行時間はわずか90分。
乗っている時間だけなら、東京小田原間のJRの普通と変わらないんですよね。
近いものです。
もういい年なんですが(汗)
いまだに飛行機は窓側に座って、ずっと外の景色を眺めてしまう自分。
以前、フランスに旅行に行った時にも、
10時間以上、窓に貼り付いて外を眺めていました(^_^;)
残念ながら、この日、関東地方は寒戻りの冷たい雨。
が、しかし、北海道は蒼天広がる快晴でした。
ひょっとしたら、雪が残っているとはいえ、北海道の方が、
暖かいくらいだったかもしれません。
とはいうものの、やはり寒い。
北海道の寒さは、空気の芯が寒いという感じです。
ところで、今回仕事で行ったのは苫小牧。
新千歳空港から電車で40分ほどのところです。
苫小牧に着いて最初に感じたのが、
なんといいますか、空気が工場から排出される何かで汚れている感覚。
何かははっきりわかりませんが、重油のような、紙を焼いたような、
そんな臭いが喉に貼り付く感じなんです。
それもそのはず。
駅のごく間近に、王子製紙の大きな工場が。
そうです。王子製紙の工場は、苫小牧の町を支える重要な産業なんですよね。
しかしながら、なにか昭和の公害の町に、
タイムスリップしてしまったような錯覚すら感じさせる空気の臭いでした。
役所に行く道すがらで見つけたもの。
「砂箱」
なんだかわかりますか?
道路や歩道橋が凍った時に滑らないように撒く砂が保管してある箱。
首都圏にはないものです。
寒い北海道ならではですね。
仕事が一段落して、お昼を食べようと思ったのですが、
苫小牧って、外食店がほとんどないんです(-_-;)
ラーメン屋や寿司屋はもちろんのこと、ファミレスの類いも一切無し。
あるのは、ぽつんぽつんとコンビニ。
そこで、とりあえず向かったのが海(笑)
何もこんな寒い時に、吹きさらしの海に行かないでも・・
とおっしゃるかもしれませんが(^_^;)
間近に海があったら、やはり、それを見ないわけにはいきません(笑)
しかしながら、苫小牧の海は意外に春の海でした。
波も心なしか、やわらかに感じました。
ここで一句
柔らかな
波にたわむる
春の蟹
もぞ
海沿いにあった海の駅でお昼に食べたホッキ貝のお寿司。
ホッキ貝は苫小牧が水揚げ日本一の名物だそうです。
ホッキ貝については、ちょっと面白い話がありますので、
次の記事にでも。