らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

【映画】リンカーンvsゾンビ




                 


 アメリカ第16代大頭領 エブラハム・リンカーン




人間というのは、収縮と弛緩を繰り返して生きている生き物です。
呼吸において吸うのと吐くのとがあるように、
心においても、この二つが相互に織り成さねば、正常に機能しません。

現代人、特に生真面目な日本人は、物事を突き詰めて考えることが多く、
収縮に偏り過ぎているような気もします。
それはもちろん大事なことですが、
呼吸と同様、それは弛緩と交互になされなければなりません。

自分のブログカテゴリー的にいえば、
収縮の役割を果たしているのは文学絵画などで、
弛緩の役割を果たしているのは映画。


そして今回見た映画がこちらです。







アメリカ人って、本当に、鮫とゾンビに襲われるのが大好きな国民だと思います(笑)
http://blogs.yahoo.co.jp/no1685j_s_bach/13704411.html
まさに入れ替わり立ち替わり襲われている感がありますが、
まさかゾンビ映画でこのようなものがあったとは(^_^;)


南北戦争下の、国家として分裂の危機を迎えていたアメリカは、
突如現れたゾンビの大群の出現により人類存続の危機を迎え、三つ巴の戦いを強いられます。

人類の平和のために南部にも共闘を呼びかけるリンカーン大統領。

そして、リンカーン大頭領自ら大鎌を振って、ゾンビを次々となぎ倒していくのですが、
鎌さばきが尋常でなく凄い(^_^;)

その時の決め台詞が、「解放されるがいい!!」(笑)

何と言いますか・・・
いろいろな意味で、アメリカの奥深さを感じさせる映画といえます。

リンカーンといいますと、日本人的には南北戦争を終結させ、
奴隷を解放し、アメリカ統一を成し遂げた偉大な大統領。
「人民の人民による人民のための政治」という
民主主義の真髄を表したゲティスバーグの有名な演説。というあたりですが、
リンカーンの、更に細かいエピソードまで踏まえて、
ストーリーは作ってあるようです。

そして最後、元恋人のゾンビに咬まれてしまったがために、
自分がゾンビに変化する前に(物語上では24時間でゾンビになります)、
暗殺者等が待ち構える劇場に自ら向い、
偉大な大頭領として人生を全うしようとするシーンは、
ちょっと感動的ですらあります。
(ちなみに、史実ではリンカーンは劇場で観劇中に暗殺されています。)


さて、この映画、他にも見てる人がいるのかとレビューを見ましたら、
これが結構いるんです(笑)
割合的には、好評半分罵倒半分という所でしょうか。

レビューの中には、
リンカーンが大鎌を振り落とす前に、ゾンビの首が飛んでいるシーンを発見し、
極めて雑なB級映画と指摘するものもあって、
どんだけ細かいところまで見てるんだよというような、コアな方もいらっしゃいました(^_^;)

考え過ぎて心が収縮してしまっている人にお勧めの作品。


見れば、あなたも解放されるかもしれない(笑)



予告編 https://youtu.be/1ROjIJqEtIo