らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

【絵画】ルノワール展 3

 

 

 

ルノワールの子供の絵はとても素敵です。

彼の子供に対する独特の思いを感じさせます。
まるで人とは別に、子供という生き物がいるような、そんな感じです。

ルノワールの作品には、子供をいとおしく撫でてつつみこむような優しさがあります。
 




「ジュリー・マネ」


猫を抱いた少女。
猫好きの方なら分かると思いますけれども、
少女に抱かれて、とてもリラックスした表情を見せています。
少女が猫と一緒となって、優しくて柔らかで愛らしいものとして描かれています。
色合いも優しく、観ていて、思わずほんわりとした気持ちになります。
 
 



 
この作品をプリントしたA4サイズのクリアファイルが、
非常にかわいらしかったので、思わず買ってしまいました。
ちょっと年齡的に人前では使いづらいですが(^_^;)
 
 
 





「読書する少女」


うっすらと微笑んでいるのか、微笑んでいないのか、そんな表情で熱心に読書をする少女。
一体どんな本を読んでいるのでしょう。
読書に没頭する優しげな少女の表情に思わず惹き付けられます。

読書というモチーフは、意外と多く絵画のテーマとして用いられていますが、
しっとり落ち着いて読書にいそしむ少女のその雰囲気は、
その中でも名作と言っていいと感じます。

本棚に立て掛ける小さな額に入れるため、
この作品の絵ハガキを買いました。
こんな感じで。



 
 
 
 
 




「ココの肖像」


そしてルノワールには少年の絵もあります。
少年の気持ち的には、赤い衣装を無理に着させられている感がなくはないのですが(^_^;)
男の子はかわいくて凛々しいですね。
女の子とは違うそのような雰囲気がよく出ています。

一昨年に見た、オルセー美術館展のマネの「笛を吹く少年」と、
いい友達になれそうな気がします。
「笛を吹く少年」の方がちょっとお兄さんかな(^^)