らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

【アーカイブ】戦争関連記事1



                                   石原莞爾


「最終戦争論」石原莞爾

「烏(からす)の北斗七星」佐々木八郎さんの手記 
http://blogs.yahoo.co.jp/no1685j_s_bach/5662704.html?type=folderlist




戦争に関する書物、映画などの媒体は、それこそ山のように存在しますが、
その中で、お勧めを、と問われれば、
やはり、まず、直接それを体験した人々の生の声に、 
なるべく多く耳を傾けることを、自分はお勧めします。

通常、このような「声」とは、
一般市民の方々のものを想像されるかもしれませんが、
ここでは、戦争を指導し、その中核を担った人物として、
満州事変の立役者である石原莞爾の代表的著書「最終戦争論」の記事も挙げさせていただきました。
ぜひ、これも御一読いただければと思います。

きけ わだつみのこえ」は、皆さんご存知の戦没学生の手記、遺書をまとめたものです。

その中の佐々木八郎さんの手記を特に紹介させていただくとともに、
彼がその手記で記した宮澤賢治「烏(からす)の北斗七星」の記事も併せて掲載しました。

この佐々木八郎さんの記事、
アクセス解析をみると、絶えず見てくださる方がいる記事なんです。

なお、今年は、ドイツ戦没学生の手記に関する記事を書く予定でおります。
これは、第一次世界大戦に従軍したドイツの学生達の手記をまとめたもので、
大量殺戮システムが完成したといわれる第一次世界大戦の戦場で、 
ドイツの若者達が何を考え、感じていたか記事にしてみたいと思っています。



さて戦後70年、曲がりなにも日本は平和にやってまいりましたが、
世界は必ずしもそうとはいえず、
現在日本もその政治的、経済的、地理的情勢から、
局外で傍観しづらい立ち位置にあるといえます。
どのような立場に立つにしろ、議論、大いに結構。どんどんやればいいと思います。

幕末というのは、ある意味、日本の立ち位置を決めるために、
日本人同士で命がけで戦ったものです。

ただ、どの立場に立つにせよ、忘れてならないのは、
戦争が一旦起こると、どのようなことが起こるか、
その事実を直視し、認識して、自分の立ち位置を決めることが重要であるということです。

マスコミや識者といわれる人間の意見を鵜呑みにし、
フィーリングやその場のムードや勢いで、
特定の立場に与力することは一番やってはいけないことです。

自分自身で、なるべく多くの、いろいろな人の生の体験や意見を聞き、
そこから事実を抽出し、自分の立ち位置を
一人一人が決めなければならないと感じます。
全てはそこから始まると思っております。

自分の記事が、そのきっかけのひとつになるようでしたら、
とても嬉しい限りです。

なお、このアーカイブのシリーズ、全4回を予定しております。
そして、最後に戦後70年における自分の所感のようなものを書いてみたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。