【絵画】「ひまわり」ゴッホ

 

 

先だって初めて観たゴッホのひまわり。
堂々と大きく、光り輝いている。

黄色のひまわりではない、金色のひまわり。

金色が画面全体で、光を放って咲き輝いている。

隣にあったセザンヌの静物のりんごとは対照的に、　
ゴッホのひまわりは躍動に満ち、
額からはみ出さんとするような勢いで画面いっぱいに咲き誇っている。

描かれたひまわりの輝きは自信に満ちていており、
ネガティブものは、微塵にも感じられない。

しかし、それは、先に観たユトリロの母、ヴァラドンの作品に

垣間見えた自信とは、少し違う。

ゴッホのそれは、もっと純粋で、繊細で、憧れへの自信。
そして、希望。

それは観ている人を幸せにするもの。　

このひまわりが日本にあって、
絶えず咲き輝いていることは本当に素晴らしいことです。

疑うことなく純粋に金色に輝いて咲くゴッホのひまわり。