【クラシック音楽】同曲異演奏の魅力 夜の女王のアリア モーツァルト「魔笛」より
声楽家のブロ友さんに捧ぐ
以前、クラシック音楽で同曲異演奏の魅力という記事を書きました。
今回はゴールデンウイークらしい、勢いのある(^_^;)楽しい歌曲を紹介します。
モーツァルトのオペラ「魔笛」から「夜の女王のアリア」
復讐の炎は地獄のように我が心に燃え
というソプラノのアリアです。
どういう歌か簡単に言いますと、
母が娘に人を殺してこい、さもなくば親子の縁を切るという内容です(笑)
母である、夜の女王の怒りがほとばしりすぎて、
おもわずヒステリックに最高音の声が延々と連なってゆくという感じなのですが、
歌の声域が2オクターブにわたり、最高音域の音符が延々と連なるその歌は、
世界でも完璧に歌えるソプラノ歌手はそうはいない難曲と言われています。
メロディや詳しい歌詞はまずこちらの初音ミクの歌をお聴きください。
皆さん御承知のように、初音ミクとはヤマハが開発した音声合成システムで、
つまりはコンピューターの歌声です。
しかし意外になかなか上手いんです(^_^;)
技術的には、かなり人間の声に近いともいえます。
ただし、まだ声の細い十代の女の子の声ですね。
それだけに高音域が連なるパートは息が苦しそうです(笑)
でも歌の雰囲気とメロディと歌詞を把握するには十分です。
これは素晴らしいシステムだと思いますね。
https://www.youtube.com/watch?v=ik5sV-a9lN0
なお、他のものもそうですが、
音が大きいとお感じになられたら、
ボリュームやや抑え気味の真ん中くらいで聴かれることを推奨いたします。
ディアナ・ダムラウ
というソプラノのアリアです。
どういう歌か簡単に言いますと、
母が娘に人を殺してこい、さもなくば親子の縁を切るという内容です(笑)
母である、夜の女王の怒りがほとばしりすぎて、
おもわずヒステリックに最高音の声が延々と連なってゆくという感じなのですが、
歌の声域が2オクターブにわたり、最高音域の音符が延々と連なるその歌は、
世界でも完璧に歌えるソプラノ歌手はそうはいない難曲と言われています。
メロディや詳しい歌詞はまずこちらの初音ミクの歌をお聴きください。
皆さん御承知のように、初音ミクとはヤマハが開発した音声合成システムで、
つまりはコンピューターの歌声です。
しかし意外になかなか上手いんです(^_^;)
技術的には、かなり人間の声に近いともいえます。
ただし、まだ声の細い十代の女の子の声ですね。
それだけに高音域が連なるパートは息が苦しそうです(笑)
でも歌の雰囲気とメロディと歌詞を把握するには十分です。
これは素晴らしいシステムだと思いますね。
https://www.youtube.com/watch?v=ik5sV-a9lN0
なお、他のものもそうですが、
音が大きいとお感じになられたら、
ボリュームやや抑え気味の真ん中くらいで聴かれることを推奨いたします。
ディアナ・ダムラウ
https://www.youtube.com/watch?v=JzFi-7H9TKs
今一番旬なソプラノ歌手です。
さすがです。歌声に華があり、堂々としていて余裕すら感じさせます。
最高音が連なるパートでもうるさく響くところはほとんどなく、心地よく聴かせます。
先ほどコンピューター音声の歌を聴いていただきましたが、
音楽というのは技術的な部分のみだけではなく、
いかに楽譜からその情感を読み取り、歌に乗せることが重要であるか
わかっていただけると思います。
歌も上手いのですが、何よりも目を引くのが、
歌にぴったりな、その恐ろしげなメイクとコスチュームです。
まさに怒りにたぎる「夜の女王」そのものです。
今一番旬なソプラノ歌手です。
さすがです。歌声に華があり、堂々としていて余裕すら感じさせます。
最高音が連なるパートでもうるさく響くところはほとんどなく、心地よく聴かせます。
先ほどコンピューター音声の歌を聴いていただきましたが、
音楽というのは技術的な部分のみだけではなく、
いかに楽譜からその情感を読み取り、歌に乗せることが重要であるか
わかっていただけると思います。
歌も上手いのですが、何よりも目を引くのが、
歌にぴったりな、その恐ろしげなメイクとコスチュームです。
まさに怒りにたぎる「夜の女王」そのものです。
オペラって演出でかなり雰囲気が変わるんですよ。
演出によっては違う演目に見えることすらあるんです。
例えば、こちらの夜の女王は、
品のあるおばあちゃまの寝巻という感じですが、
演出によっては違う演目に見えることすらあるんです。
例えば、こちらの夜の女王は、
品のあるおばあちゃまの寝巻という感じですが、
こちらはモダンアートという感じですね。
次に見ていただくのは映画「アマデウス」のワンシーンです。
モーツァルトは相変わらず放蕩を続け、
遂に奥さんは子供を連れて家を出て行ってしまいます。
そこでモーツァルトは奥さんの実家に迎えに行くのですが、
会わせてもらえず、奥さんのお母さんに、それはもう、猛烈に怒られます(笑)
それはモーツァルトが口を挟む隙がないほどの機関銃のような罵倒なのですが、
その義母さんの沸騰した煮えたぎる怒りが、
オペラ「魔笛」夜の女王のアリア 復讐の炎は地獄のように我が心に燃え
に繋がってゆくという演出が非常に素晴らしい。
モーツァルトの、素晴らしい音楽を紡ぎ出すインスピレーションというものが
見事に、かつコミカルに表現されており、
映画中でも自分の最も好きなシーンのひとつです。
https://www.youtube.com/watch?v=5wfp8EB179g
自分、この「アマデウス」の演出と歌手の歌声が好きなんですよ。
映画のワンシーンとしてだけでなく、
「魔笛」全部やって欲しいくらい、本当に。
最後に今回自分が発掘した未完の大器。
両手を目一杯に広げて、鬼気迫る表情で、かっと目を見開いた、
常に全力の、その歌い姿は、
将来かなり凄い夜の女王になれる素質十分です(笑)
往年の名歌手すら凌駕してしまうインパクトがあります(^_^;)
最後に決まった!という表情で、
目を細めてすました顔がとてもかわいいですね(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=sF0zePMxxys
人間の声は最高の楽器という人もいます。
この記事を見ていただければ、
確かに人の声ほど個性豊かな魅力的な楽器はないと感じます。
皆さんにも、そのような面白さを感じていただけたらと思っています(^^)
映画のワンシーンとしてだけでなく、
「魔笛」全部やって欲しいくらい、本当に。
最後に今回自分が発掘した未完の大器。
両手を目一杯に広げて、鬼気迫る表情で、かっと目を見開いた、
常に全力の、その歌い姿は、
将来かなり凄い夜の女王になれる素質十分です(笑)
往年の名歌手すら凌駕してしまうインパクトがあります(^_^;)
最後に決まった!という表情で、
目を細めてすました顔がとてもかわいいですね(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=sF0zePMxxys
人間の声は最高の楽器という人もいます。
この記事を見ていただければ、
確かに人の声ほど個性豊かな魅力的な楽器はないと感じます。
皆さんにも、そのような面白さを感じていただけたらと思っています(^^)