らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

【4月総括】

4月も終わろうとしていますね。
首都圏では桜の季節はすでに去り、新緑のゴールデンウィークを迎えようとしています。
が、しかし、あろうことかゴールデンウィークも何日か仕事になってしまいました(-.-;)

文句を言っても仕方ないので、自分なりに工夫を凝らし、
右脳で記事を考えながら、左脳で仕事を同時に出来ないかなど考えていますが、
なかなか思うようにいきません(^_^;)


さて、今月の【青空文庫】の読書は
夢野久作「月蝕」
三島由紀夫「不道徳教育講座」
の2作品でした。

「月蝕」は夢野久作らしさを感じながらも、最後にちょっとホッとできるような作品を選びました。

三島由紀夫作品は青空文庫に収録されておらず、
ブログを読んでくださった方が、すぐ作品に当たれないことから、
記事にするのを迷ったのですが、
日本文学を語る上で外せない作家の1人ですし、
三島由紀夫の持つ、とっつきにくいイメージを払拭する内容の作品ですので、掲載してみました。
内容紹介を工夫して、この手の記事も書いていきたいなと考えています。


【人物列伝】は
「八木登美子」「真田信之」の2人紹介しました。

「八木登美子」は自作小説の抱き合わせとして、その後編部分ともいえるものですが、
ブログを始めた頃から書きたいと思っていた人なんです。
それが叶って嬉しい限りです。
むしろあの一連の物語は、重吉よりも登美子さんの方が主人公といえるかもしれませんね。

真田信之」は、ブログ友達の方の、上田城の桜の記事に触発されて書いたものです。
実は最近、こういうきっかけで記事を書くことが増えています。
5月もそういう出会いがあることを願っています(^^)


【短歌俳句】は「日めくり万葉集」の終了もあり、
関連記事は1件でした。
短歌俳句は非常に好きなので、カテゴリーを続けられる企画を考慮中です。


【自作小説】は
詩人八木重吉をモデルにした「ひとすじの桜 ある詩人の生涯 」を書きました。

主題のテーマが「桜」でしたので、自分の好きな重吉の桜の詩に物語をのせてみました。
これをきっかけに八木重吉の詩に興味を持っていただく方がいらっしゃれば、
これ以上のことはありません。


なお4月は雪乃さんの「熟少女仮面」の続編を書こうと思います。
猛虎襲来編と青龍降臨編で全3話の予定です。
ご期待?ください(^^;)


その他では宮澤賢治作品をモチーフとした展覧会に行った記事など書きました。
意外と出不精なんですが(^^;)、
機会あれば積極的に見て回るよう心がけようと思っています。



3月4月は「人間失格」「ひとすじの桜 ある詩人の物語」「八木登美子」のように
一点を深く凝視するようなテーマの記事が多かったのですが、
5月はちょっと肩から力を抜いて、リラックスできるような記事を書こうと思っています。

一点を凝視して主題を深く考えるということも、もちろん大事なのですが、
そればかりだと視野が狭くなってしまったり、
近視眼的になり、深く考えたはずのテーマ自体、論点の核心を外してしまうことさえもあります。
ですから5月はそんな感じでいこうと思います。


それではいつものお願いですが、
投稿していただいたら、時間はかかっても必ず返答いたしますので
ご意見、感想など寄せていただけるととても嬉しいです。
投稿を読ませていただくとインスピレーションがわくことも多々あり、本当に勉強になります。
新しい記事の構想のきっかけになることもあります。

それでは今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。