らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

【閑話休題】YouTubeについて その将来の可能性

 

 

このように今現在一世風靡しているユーチューバーですが、
将来はどんな感じになるのでしょうか。

自分が思うに、刺激系のユーチューバーは伸び悩んでいくように感じます。

その第一任者たる HIKAKIN さんの最近の映像など、
YouTubeで稼いだ資金力に物を言わせて、色々な映像を提供していますが、
ちょっとひと頃のような勢いが無いようにも思います。
またヒカルさんのぼったくりバーに潜入してみたなどという最近の映像は、
前回の記事の、夜店の当たりくじに比べれば、はるかに刺激的ですが、
ちょっと体を張りすぎと言いますか、そんな印象も受けます。

その他にも「何々やってみた」系のユーチューバーは、
渋谷の交差点にベッドを置いてみたとか、 富士の樹海に死体を見つけに行ってみたなどというような、
社会的に批判される事例も多々起きています。

つまりは刺激などというものはどんどんエスカレートしていくものであり、
その際限のないものですから、
さらに刺激のあるもの、さらに刺激のあるものをと追いかけていくうちに、
仕舞いにはパンクしてしまうのではないかと思うわけです。


それに対し、今後台頭してくるのはレクチャー系の映像だと感じます。

この前、高校生の姪っ子に数学の問題を聞かれてわからなかった自分は、
YouTubeの映像を探したところ、
その類題をレクチャーした映像が比較的簡単に見つかり、
その説明が非常に分かりやすかったので、
20数年ぶりに高校数学の問題を解くことができました。

 

レクチャー系でさらにYouTubeが真価を発揮するのは、
発音が重要な要素となる語学ものでしょう。
英語は言うに及ばず 、フランス語、ドイツ語、中国語、
果てはマイナーな言語のレクチャーまで YouTubeには映像があふれています。

自分はベトナム語を勉強しようと思っていですが、
非常に良質なレクチャーの映像があり、
仕事帰りに語学教室など通えない自分にとっては非常に有難いものです。

 

youtu.be

 

色々な人が色々なレクチャーをしていますので、
自分の一番あったものを選ぶことができますし、
特定の単元がわかりにくければ、
他の人のレクチャーで補うこともできます。
しかもコメント欄で容易に質問することもできる。

語学系の映像というのはリピートして見ますし、
刺激系と違って1回見て終わりということもありません。
項目立てていますので、シリーズ全てを続けて見る人も多いでしょう。
毎年毎年入れ替わり立ち替わり勉強する人はいますので、
何年間も繰り返し見てもらえるいう強みがあります。
要は刺激系映像より少ない労力で、
継続的にたくさんの人に映像を見てもらえる可能性があるわけです。

ネイティブな外国人の方が、非常に丁寧に、
至れり尽くせりでレクチャーしてくださる。
一昔前ではお金を払って教室に通わなければ絶対に無理だったことが、
今無料動画のYouTubeで可能となっている。
これは驚くべきことです。

 

その他ネクチャー系で、おおっと思ったのはメイクの仕方。

 

youtu.be

自分は男ですから関係ありませんが、
例えばメイクをし始めの高校生や大学生の女の子にとっては非常に参考になるようです。

 

あと、個人的に驚いたのが、

ボランティアで壁飾りを作らなければならない時に参考になった折り紙の映像。


youtu.be

 

本当にいっぱいあるんです。
折り紙というのは日本独特の文化のひとつですが、
外国人の方が見たら素晴らしいと思ってくださるのではないでしょうか。


このように自らがユーチューバーとなって映像を提供して、
儲けることはできなくても、
YouTubeの良質な映像を見ることにより、
学んだり色々なことを知ったりすることができるわけです。

このように動画に特化したYouTubeは、
まだまだ様々な魅力を潜めていると思います。

自分もランスがくねくねしている映像だけでなく(笑)

youtu.be


ちょっと工夫を凝らした映像も将来作ってみたいと思っています。
一応アイデアはあるので、いつかお披露目することができればと思っております。