らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

【閑話休題】東京都議会選挙街頭演説






ここ最近、仕事などで都内に参りますと、
駅前では街頭演説が盛んに行われ、選挙カーがひっきりなしに走り回っているのを見かけます。
そう、今、東京は都議会選挙真っ只中なんですね。

小池都知事率いる新政党と既存政党との対決というところで、
かなり盛り上がっているようではあります。
自分は神奈川県民なので、傍観者ではありますが、
東京の行く末は日本の行く末と多いに重なるところもあり、
興味をもって、その様子を眺めています。


先日、都内の駅前の金融機関で仕事があり、控え室で待機していましたら、
外では、或る政党の都議会議員候補に加え、
国会議員などお偉方がずらっと並んで街頭演説が始まりました。
それはもう耳をつんざくようなマイクの大音響で、
いやがうえでも耳に入ってきてしまうものだったのですが、
選挙演説の中で、皆様のために一生懸命頑張ります。必死にやります。
このあたりまではいいのですが、
命賭けでやります。刺し違えるつもりで死ぬ気でやりますというと尋常ではない。

あれっ、都議会って刺し違えるほど何かあったかな(^_^;)

しかし、演説者は、何に命を賭けるかについては、具体的には言わないのです。
とにかく命を賭けます。の一点張り。

間違ったことを命を賭けてやられたら、それは大変なことです(笑)

演説を聞いている人の最も知りたいところは、
候補者が命賭けかどうかということではなく、何をするのかということだと思うのですが、
遂に、最後まで、その人達の演説から、
都議会で何をするのかということについては具体的には語られませんでした。


つまりは街頭演説などというものは、政策を知るためのものでなく、
その候補者の気合いを見るためのもの(笑)
その程度のものに過ぎないのかもしれません。