らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

【閑話休題】アメリカ大統領選挙






                             




今年はアメリカ大統領選挙の年。
11月の投票に向けて、テレビでの直接対決なども行われ、
海の向こうでは、いやがうえにも盛り上がっているようです。

さて今回共和党候補のドナルド・トランプ氏。

最初のうちこそ泡沫候補などと言われ、その発言が失笑されたりしていましたが、
あれよあれよという間に勢いに乗り、
気が付いてみれば、大統領選共和党候補に。

にもかかわらず、その奇天烈な発言はヒートアップするばかりです。

曰く、
不法移民の流入防止のために、メキシコとの国境に「万里の長城」を建設し、
メキシコにその費用を払わせる。


この発言にはさすがに自分も驚きました。
移民の流入を防ぐという意味で万里の長城というのは、
歴史的には、まあ分からないでもないのですが、
その費用を相手に負担させるというのは、秦の始皇帝も及びもつかぬ発想(笑)


その他の失言については、トランプ氏失言まとめなどをご覧ください。
http://shijinblog.hatenablog.com/entry/2016/05/06/210458



通常であれば、有力候補になるにつれて、
大統領になる可能性が増していくわけですから、
不用意な発言を控えていくのが普通なのですが、
トランプ氏の場合、その過激さはむしろ増しているようにすら感じます。

そこで、ふと思ったのですが、
ひょっとしたら、トランプ氏は、自分が大統領になることを阻止するために、
そういう発言をしているのではないかと(笑)


最初は自分の顔を売って、会社のコマーシャルになればいいぐらいの気持ちで、
半ば目立ちたがりやの金持ちの道楽で立候補したんだと思うんです。
けれども、有力候補、そして共和党候補になるにつれ、
彼はこう思ったのではないか。

これはマズイ(-_-;)
このままだと俺は本当に大統領になってしまう・・


そこで考えたのが、悪言雑言を連発することにより、
自分に対する国民の熱を冷まそうというわけです(笑)


しかし、今のアメリカの、マイノリティに対する国民の不満は、
トランプ氏が思っている以上に大きいようです。
相当なことを言ってるのに、トランプ氏の支持はなかなか下がりません。

ヒラリー・クリントンは日本人から見ると、
知性的で頼りがいのある政治家に見えますが、
意外と人気がないんですね。

女性票、黒人票、ヒスパニック系票などをほとんど捨てている
トランプ氏と競り合ってるって、ちょっと不思議な感じがします。

しかし、なにはともあれ、この二人のうちのどちらかがアメリカ大統領となり、
今後数年の世界の運命が決定付けられるわけです。
アメリカ国民でない自分は、その成り行きを見守るしかありません。







トランプ氏、精一杯大きく虚勢を張っているようにも見えますが、
内心はどうなんでしょうかね。




この記事は、アメリカ大統領選について、
自分が自由に空想を巡らして書いたものです。
悪しからずご了承くださいませ。