らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

【12月総括】




12月はちょっと大変な一ヶ月でした。

まず、今月に入っていきなりインフルエンザにかかり、
数日熱と痛みに苦しみました。
そして、記事にはできませんでしたが、
それを見て心配したのか、ランスもちょっと血尿が出てしまいました(@_@;)
猫というのは尿路結石になりやすい動物だそうで、
自分がインフルエンザで
水をこまめに変えてあげられなかったことがあったのかもしれません。
自分の病気が治ってすぐ病院に行き、先日また確認のため病院に行きましたが、
幸いにも結石はできておらず、血尿も大丈夫とのことでした。

それでホッとして幸せにクリスマス迎えられると思っていたのですが、
クリスマス直前なんと自分の前歯の差し歯が取れた(^_^;)
急いで歯医者に行ったのですが、
すでに差し歯の工場は年末年始の休みに入っており、
とりあえず折れた差し歯を仮につけるだけの状態にするしかできませんでした。

歯医者さん曰く、
あまり差し歯に圧力をかけないでください。
クリスマスの骨付きチキンやお正月のお雑煮は厳禁です。
あらかじめ食べ物を細かく砕いて
それを口の奥に押し込むようにして食べてください(^_^;)
事実上のクリスマス年末年始ごちそうの死刑宣告(笑)

こんな悲惨な年末年始を過ごしている人間がいるだろうかと、
ちょっとお笑い系のオチの記事を用意していたのですが、
ところが真打ちは最後に登場しました。

自分の父親代わりともいえるお世話になった方が
緊急入院して危篤との連絡を受けたのです。
病名は悪性リンパ腫、大動脈解離、急性白血病の併発。
なんでも気分が悪いと奥様とタクシーで病院に向かったところ、
病院の受付で、もう立っていられないとそのまま倒れられ、
入院することとなったそうです。

それが不幸中の幸いで、家で倒れていたら、
そのまま亡くなった可能性もあったそうですが、
病院内で倒れたため処置が早くかろうじて一命を取り留めたとのこと。

自分がお見舞いに行ったのは24日の日曜日だったのですが、
奥様曰く、病状が進んでいて、
明日から意識が混濁し危篤状態になってしまうかもしれない。
意識があるのは今日までかもしれないので、
これはという人は今日呼ぶようにしてくださいと言われたそうです。

その方は73歳。まだまだお若いですね。
全身管につながれてはいましたが、
とても明日から危篤状態になるような風には見受けられませんでした。

ご家族は選択を迫られているそうです。
このまま何もしなければ持って2週間。
抗がん剤を投与する処置をとれば、まだ可能性はあるかもしれない。
その可能性とは担当医曰く 30%とのことでした。
抗がん剤は大変刺激の強いもので、
その投与のショックで動脈の解離が広がり失血死してしまう可能性もあるとのこと。

クリスマスや年の暮れ、お正月と浮かれた風となる世間ですが、
このように厳しい決断を迫られる家族もいらっしゃるんです。
奥様は泣いておられました。
連れ添って50年。このまま苦しまずに楽にしてあげたいという気持ちもある。
一体どうしたらいいのかと。

皆さんが家族ならどういう決断をされるでしょうか。

どのような決断をするにしろ、
その決断に対して自分は為しうる限りの協力をするつもりでおります。
どうか踏ん張ってください。
今踏ん張らないでいつ踏ん張られますか。
自分はその方の手を握って申し上げました。
その方は管には繋がれていたものの、
意識ははっきりしており、病人とは思えぬ力で自分の手を握り返して、
わかった。よく考えてみるよとおっしゃいました。 

もし皆さんがその方の立場だったらどういう決断をされるでしょう。

そういう年の暮れを迎えている人もいるんですね。

その後の続報については年明けの記事にでも書いてみたいと思っていますが、
ひとつだけ申し上げますと、クリスマス後に意識混濁の危篤に陥ることなく、
ひとつ目の大きな山はなんとかクリアされました。


本当に色々な年の暮れがあるもので、
自分は差し歯が取れることさえ注意を払っていれば、
なんとか安らかに年を越すことができそうです。
ランスも元気です。

今年はランスのかわいらしさをアピールする記事が多かったのですが、
来年はちょっと読ませる記事をたくさん書いてみたいと思っています。

それでは皆様、今年も大変お世話になりました。
良いお年をお迎えください。

もぞ