【美術】ムンク展6 「叫び」再び
自分もその認識を新たにしました。
その中でも目を惹いたのが、
その中でも目を惹いたのが、
モダンで現代芸術にも通じるエッチングや連作の作品の数々。
https://blogs.yahoo.co.jp/no1685j_s_bach/16546039.html
そしてもう一つは、現代に通ずるムンクの特長として、
ムンクの作品に描かれたものはキャラが立っているということです。
今回のムンク展には、このような試みが設けられていました。
「叫び」の絵が立てかけられていて、
https://blogs.yahoo.co.jp/no1685j_s_bach/16546039.html
そしてもう一つは、現代に通ずるムンクの特長として、
ムンクの作品に描かれたものはキャラが立っているということです。
今回のムンク展には、このような試みが設けられていました。
「叫び」の絵が立てかけられていて、
ムンクがこの様子を見たらびっくりするでしょうね。
100年後の遠く離れた東洋の日本で、自分の作品がこんな愛され方をしている。
これを見て、保守的な美術鑑賞者は、本来のムンクの意図と違うと言って、
そのミーハーぶりに眉をひそめるかもしれません。
しかし前に記事でも申し上げましたが、
芸術家は母であり、その作品は子供のようなもの。
子は母の意図せぬ方向に成長していくことがあるのだと思っています。
「叫び」の人物の造形は、今の漫画やアニメのキャラのようにシンプルで真似しやすく、
色々なバリエーションを作りやすいところがあります。
これは他の著名な画家の作品ではあまり見られないことです。
そういった意味でムンクの作品は、現代に受け入れられる
魅力を持った可能性を秘めていたと言うべきでしょう。
これで、ムンク展の記事はおしまいです。
また、いい美術展に縁があるとよいのですが。