【美術】ムンク展 1
ムンクというと「叫び」、「叫び」というとムンクというように、
ムンクというと必ず、そして唯一語られるのは「叫び」という作品。
その他の作品について語られることはほとんどありません。
しかし、80歳という長寿を全うしたムンク、実は色々な作品を書いているんです。
今回のムンク展は、オスロの美術館の建て替えで世界を巡っている作品を展示したもので、
ムンクのみでおよそ100作品という美術展はおそらく後にも先にもないでしょう。
というわけで、今回「叫び」以外の色々な作品を紹介したいと思っています。
ムンクは色々な風景画なども描いています。
北欧の冷涼とした夜空を描いた、白夜のせいか、少し薄明るい「星月夜」
「星月夜」というとゴッホのそれをまっさきに思い出しますが、
「冬の夜」
こちらの絵も、人の気配のない北欧の森の暗さを描いていて、決して悪い絵ではないと思います。
しかし後世に残るような名作かと言われると、??? という感じがします。
名画というのは、一度見ただけでも、目の裏にしっかりとその造形が焼きつくものですが、
ムンクの風景画は、しばらく時が経つと、どんな絵だったか忘れてしまうのです。
それではムンクの真骨頂とは何なのでしょうか。
「ダニエル・ヤコブソン」
ちょっとデザインアート風で、ポップな感じがなかなかいい味出してます。
あと、今回の美術展で、モンクの自撮り写真が数多く展示してありました。
ちょっと面白いでしょ。
シャッターを押した時に、ぶれてしまったのか、写真がかなりぼけていますが(笑)
一般に「叫び」しか知られていないムンクですが、
このように様々な顔を持っており、全5回くらいの記事でいろいろ紹介したいと思っています。
シャッターを押した時に、ぶれてしまったのか、写真がかなりぼけていますが(笑)
一般に「叫び」しか知られていないムンクですが、
このように様々な顔を持っており、全5回くらいの記事でいろいろ紹介したいと思っています。