【閑話休題】オリンピックもうひとつの「獣のような」の話

平昌オリンピック女子５００mスケート金メダリスト小平奈緒さんの決勝の走りで、
アナウンサーの「獣のような」という発言が物議をかもしていますが、
オリンピックの女性アスリートで「獣のような」というと、もうひとつ思い出す話があります。

アニマル浜口さん。

といえば、オリンピック女子レスリングの浜口京子さんのお父さんで、
「気合いだあ～！」で有名なおじさんですね。

https://youtu.be/iVtypKVsMfg

元プロレスラーで、名トレーナーでもあったアニマルさんは、
セコンドとして、京子さんに帯同して試合について行っていたわけですが、
その会場で、アニマルさんがいつもやらかすわけです。

「気合いだあ～！」 「気合いだあ～！」と何連発も(^_^;)

今でこそ国民的認知を受けていますが、
京子さんが高校生くらいの時はそれほどでもなく、
アニマルさんの「気合いだあ～！」 に会場から失笑が漏れることもあったようで、
お年頃のティーンの京子さんは、それが嫌で仕方がなかった。

再三やめてくれるように注意するのですが、
サービス精神旺盛なアニマルさん、
「気合いだあ～！」をどうしてもやってしまう。

京子さんは恥ずかしさのあまり、泣き出してしまうこともあったそうです。

そこで、怒り心頭の京子さんは、

遂に、試合会場に来たら親子の縁を切ると宣言。
アニマルさんを試合会場から締め出してしまいました。

しかし、京子さんが心配で、いてもたってもいられないアニマルさん。
京子さんに土下座してでも頼みこんで、断られても断られても頼みこんで、
「気合いだあ～！」を絶対に言わないことを条件に、
試合会場に出入りすることを許されたそうです。

そして、試合当日、神妙な顔で座っていたアニマルさんでしたが、
京子さんの出番が近づくと、すくっと立ち上がり、観客席の前へ。

京子さんがすごい形相で、
「ちょっと、 気合いだあ～！やらないって約束したよね。」

と厳しく念押し。

アニマルさん、「わかってる。約束は守る。」
と言いながら、そのまま観客席の前へ。

何をやるつもりなんだろうと不安げな顔の京子さんを前に、
アニマルさん気合いを入れて一発。

「京子～！野獣になれ～！京子～！野獣になれ～！」と絶叫のエール（笑）


たぶん、この直後、

試合会場から１キロ以内接近禁止令が言い渡されたと思うのですが、
アニマルさん、これだけのことやらかして、よく出入り禁止解けましたね(^_^;)

これもひとえに京子さんの度量のおかげだと思います（笑）
父親としてこうあるべきいうよりも、ある意味、やんちゃな息子と付き合うように、

アニマルさんと接しているのかもしれませんね。

なお、アニマル浜口さんについては、以前、記事を書いたことがあります。
読んでいただければ、違うアニマル浜口さんの姿を知っていただけるかも。
https://blogs.yahoo.co.jp/no1685j_s_bach/8399011.html