らんどくなんでもかんでもR

はじめまして。文学や美術、音楽、そして猫のブログをしています。 よかったら、のぞいてみてくださいね。 Nice to meet you. I write about literature, art, music, and cats.

【1月総括】






正月も
遥か遠くに
往ぬ(犬)にけり


もぞ


お正月も
気付いてみれば遥か遠くに
過ぎ去ってしまった
(犬が走っていくように)


犬年の犬と往ぬ(行ってしまった、去ってしまった)というのを掛けて一句。
お粗末さまでございますm(__)m



1月は自分にとって長い長い1ヶ月でした。
まず、先月お話ししたお世話になった方の病気の話ですが、
https://blogs.yahoo.co.jp/no1685j_s_bach/16018775.html

その方は、年末、抗がん剤の治療を自らの意思で決意しました。
ただ抗ガン剤は刺激が強いため下手をすると、
そのショックで、動脈の解離が裂けてしまって
即死する可能性があるとのことだったのですが、
見事頑張って持ちこたえ、
一時期、ベッドの上で何種類もの管に繋がれて生きていらっしゃったのが、
全ての管が外れ、自分で食事やトイレなどにも行くことができるようになりました。

まさしく看護する者も目を見張るような回復ぶりで、
このままいけば、医師から2月には退院という話すら出るほどまでに。
ただ退院と言っても全快ではなく、
今は通いで抗がん剤の治療をするそうなんですけれども。

しかし、その直後、病院で入浴した際に気分が悪くなり、退院は当分延期に。

まさに一進一退という感じで、ご家族の方も落ち着かない日々を送っておられ、
その心中察して余りあるところがあります。

人間というのは、本当に、死ぬのも生きるのも大変なことだと、そう思います。



その他、自分の生活においても、
新春の清々しい晴れやかな感じというわけにはいかず、
小さな問題があちこちで噴出しており、
低く暗く垂れ込める冬の空を、いつになったら春が訪れるのかと、
息をひそめてじっと眺めているというところです。

そういう時って、一人で籠ってじっと考えてしまいがちですが、
そういう時こそ籠城して立て籠らないで、
外に積極的に討って出るべきではないかと感じています。
確かに気分的には、そんな気分ではありませんが、
だからといって、一人で中でうんうん唸っていても、
その出る知恵はたかが知れています。
人間というのは食物を外から取り入れて体を作るように、
心も外からその糧となるものを取り入れて生きている生き物です。
心が弱っている時というのは、
体で例えれば、栄養を補給しなければ衰弱してしまう時ですから、
そういう時こそ、外に、心の滋養を求めて、
積極的に人と会ったり、物事に接するべきなのではと思っています。

2月は極力そのように努めたいと思っております。
今月もなにとぞよろしくお願いいたします。